中学部

平成29年度 トピックス

3月23日 中学部トピックス

卒業式 - 中3のみなさん ありがとう -

 

 3月15日の卒業式。今年の中学部を引っ張ってくれた3年生6名が立派に卒業しました。

 

 今年の3年生は、一言で言えば「自主自律」。6人がそれぞれの個性を尊重しながらも、お互いに支え合い、自分たちで学級づくりを進めてきたお手本になるようなクラスでした。その姿は後輩たちにもまぶしく、あこがれの先輩たちとして映り、このトピックスでも紹介してきたように、合同学習をはじめ、学部全体で活動した運動会や大塚祭などで、リーダーとして学部を盛り上げてくれました。「ありがとう!すばらしかったね!」と後輩たちや中学部の先生方を代表して拍手を送りたいです。

 

 そんな3年生の卒業制作は、中学部での沢山の思い出の写真1000枚を「五山の桐」の金属フレームとでコラージュした『Memories 桐の友』。1センチ×2センチに縮小した写真を一枚一枚丁寧に切り取って貼り合わせ、付帯したルーペでフレームの中を覗くと、あの頃にタイムスリップできるという仕掛けになっています。この作品は副校長室の横の壁に掲示されることになっています。通りすがりには是非覗いてみてください。

 

 今年度の中学部トピックスはこれが最後になります。また4月から始まる新年度のページをどうぞお楽しみに!ありがとうございました。

中学部 合同生活『ディスカバー東京』 生徒制作ページ 1

中学部合同生活『ディスカバー東京:自然・生き物グループ編 ①』

 

 今年度の中学部合同生活で、自然・生き物グループは、1期では、中学部でよく出かける「高尾山」を紹介しました。2期では、東京の真ん中にある自然として「明治神宮の森」と『空飛ぶペンギン』で話題になった「サンシャイン水族館」を紹介しました。そして3期では、かわいい赤ちゃんパンダのシャンシャン(香香)が生まれた「上野動物園」を訪れ、パンダについて学習したことを発表しました。4期のまとめでは、これまで体験してきた所の写真やみんなで書いた文章を自分たちでまとめてホームページに発表したいと思います。

 

【高尾山(おすすめ度★★★★)】

 

 自然・生き物グループは、中学部でよく出かける高尾山の自然や生き物について調べました。高尾山はミシュランのガイドブックにも紹介されており、外国からの観光客にも人気のスポットです。

 いつもは登ることに一生けんめいですが、今回は写真をとりながらゆっくり歩きました。すると、今まで気づかなかったような、たくさんの高尾山の自然や生き物に気づきました。

 

 僕はA先生と一緒にケーブルカーと一号路で登りました。一号路の途中にはタコ杉という大きな杉の木がありました。

 道の途中には野生のランが咲いていました。とてもめずらしいので持って帰ってしまう人がいるそうです。せっかくきれいに咲いている花をとってはいけないと思いました。

 頂上につくと八王子の町やたくさんの山が見えました。僕は大きな声で「ヤッホー」といいました。

 帰り道にサル園がありました。今回は見られなかったのでいつか高尾山のサルに会いたいです(中学部1年男子)。

 

 私は、IさんとSさんと6号路で登りました。6号路には途中にびわ滝という滝がありました。川が流れていて水を触ると冷たくて気持ちが良かったです。川の近くでハートの形をした岩を見つけました。

 6号路にはたくさんの動物や虫がいました。小さなテントウムシやトンボ、大きなカタツムリやトカゲやきれいな鳥を見ました。その中で私が今回一番うれしかったのは蛇を見られたことです。ちょっと触ってみたいなと思いました。高尾山にはモモンガやムササビがいるそうです。いつか見てみたいです(中学部2年女子)。

 

 私もヘビを見たのが一番驚きました。ヘビを見たとき近くにいたおじさんが「ヘビに出会えるのは、ラッキーの印なんだよ」と教えてくれました。何だかうれしかったです。

 6号路を歩いていると、たくさんの木があって、Sさんが「緑のトンネルみたいだね」と言いました(中学部3年女子)。

 

 皆さんも高尾山に行く時には、少しゆっくり登って、是非たくさんの自然や生き物と出会ってみてください!

中学部 合同生活『ディスカバー東京』 生徒制作ページ 2

中学部合同生活 『ディスカバー東京 : 自然・生き物グループ編 ②』

 

【明治神宮(おすすめ度★★★★★)】

 

【サンシャイン水族館(おすすめ度★★★)】

 

 自然・生き物グループでは、東京の自然を探して明治神宮に行ってきました。

今回は初詣で有名な御社殿や参道だけでなく、明治神宮内の「御苑」も散策しました。御苑内には大きな池があり、鯉や亀が泳ぎ、美しい蓮の花が咲いていました。 また、ここには明治神宮一のパワースポットといわれる「清正井(きよまさのいど)」があります。うっそうと生い茂る大きな木々の中を歩いていると、自分たちが東京の真ん中にいることを忘れてしまいそうでした。

 また東京でも気軽に生き物と出会える場所として、池袋にあるサンシャイン水族館にも行ってきました。サンシャイン水族館は、最近リニューアルし、「空飛ぶペンギン」が見られるという、今、話題の水族館です。たくさんのきれいな魚や空飛ぶペンギン、アシカのショウを見て楽しみました。

 

 私のおすすめ画像は、サンシャイン水族館の熱帯魚の画像です。カワウソと熱帯魚で迷いましたが、熱帯魚にしました。熱帯魚にした理由は、色がとてもきれいで、色々な魚がたくさんいたからです(中学部3年女子)。

 

 私はサンシャイン水族館の大きな水そうの画像をえらびました。マンタがグルグル回っていておもしろかったです。私の大好きなウツボもいました。とてもかわいかったです。あじとコブダイも見ました。あじがいっぱいグルグル回ってすごかったです。水族館では、カワウソとトカゲが昼寝をしていてかわいかったです(中学部2年女子)。

中学部 合同生活『ディスカバー東京』 生徒制作ページ 3

中学部 合同生活 『ディスカバー東京 : 自然・生き物グループ編 ③』

 

【上野動物園(おすすめ度★★★★)】

 

 自然生き物グループは、上野動物園に行ってきました。今回は動物解説プログラムに参加し、動物解説員の方についてジャイアントパンダの勉強をしました。プログラムに参加する前にはジャイアントパンダについて自分たちで調べる宿題も出ました。当日は実際にパンダのシンシンを観察しながら、いろいろなお話を聞きました。パンダはめずらしいだけでなく、とても不思議な動物です。今回私たちがパンダについて勉強してわかったことをクイズにしてみました。皆さんも一緒に考えてみてください。

 

クイズ①:パンダはどこにすんでいるでしょう?

 

 答えは中国です。しかし、広い中国の中でも、本当にかぎられたところにしかすんでいません。エサになる竹のはえている山はたくさんありません。パンダはクマのなかまですが、竹を食べる熊はパンダだけです。パンダはほかの熊とケンカするのがいやだったので、竹だけを食べるようになったそうです。

 

クイズ②:パンダはえさをたべるとき、耳が動きます。なぜ耳が動くのでしょう?

 

 答えは、頭の骨がとても小さく、顔全体が筋肉でできているからです。固い竹をたべるためには、強い力が必要だからです。

 

クイズ③:パンダの奥歯は人間の何倍の大きさでしょう?

 

 答えは、7倍です。竹をつぶしてたべるためです。左右交互に竹を口に入れてつぶしながら食べます。実際に見たシンシンも左右交互に竹を口に入れて食べていました。

 

クイズ④:赤ちゃんパンダが生まれるチャンスは一年に何日でしょう?

 

 答えは、一年365日のうちたった3日しかありません。ですからパンダの数はなかなかふえません。この前、上野動物園で生まれたシャンシャンは、本当に生まれたことが奇跡のようです。やっとさずかった赤ちゃんパンダですから、元気に育ってほしいと思います。

 

クイズ⑤:パンダに双子はいるでしょうか?

 

 答えは、パンダの双子はいるそうです。でも、双子が生まれても、お母さんパンダは二匹のうち一匹しか育てないそうです。だから、野生では双子が生まれても一匹しか育たず、もう一匹は放置されて死んでしまうそうです。動物園で双子が生まれた場合は、一匹は人が育てて、時々お母さんパンダに気づかれないようにすりかえて、交互にお母さんパンダのミルクを飲んで育つようにするそうです。

 

 

 私たちの住んでいる東京は、たくさんのビルに囲まれた大都会ですが、探してみると意外にたくさんの自然や生き物にふれあうことができます。このページを見て、たくさんの人に東京の自然や生き物を見てもらい、「東京って面白い!」と思ってもらえると良いなと思います。

2月4日 中学部トピックス

 「ミュージカル」の世界を堪能した音楽鑑賞教室

 

 東京では今年二回目の雪がちらついた2月2日、寒さを吹き飛ばすホット!な「ミュージカル・コンサート」が実現しました。

 

 中学部では、生の音楽演奏に触れる機会と演奏会等でのマナーを学ぶことを目的に、毎年2月に文京シビックセンターで音楽鑑賞教室を行っていますが、今年は、大塚祭で発表したミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』をもとにした作品『すべての山に登れ!』に因んで、劇団四季のミュージカル歌手の友石竜也さんをお迎えし、楽しいミュージカルコンサートと交流会が開かれました。

 

 前半のプログラムでは、友石さんが主役を務めた『ライオンキング』、『美女と野獣』のヒットナンバーの熱唱に生徒たちは最初から釘付け状態に!!!その迫力のある歌にすっかり引き込まれてしまいました。

 後半の質問コーナーでは、「何時間練習するんですか?」「電車は何線に乗って来ましたか?」「ライオンキングはどうやって歌うんですか?」などたくさんの質問が出され、普段の練習の様子や歌手としての生活、ミュージカルの舞台作りの楽しさや裏側の苦労話を教えていただきました。

 生徒たちが楽しみにしていた「一緒に歌おう、踊ろう!」のコーナーでは、大塚祭で歌った「ドレミの歌」「エーデルワイス」「すべての山に登れ」を一緒に歌っていただき、また、最後に『リトルマーメイド』よりではダンスで参加させていただき、ミュージカルの世界を身近に堪能した一日でした。

 

 友石さん、雪の中、素敵なコンサートをありがとうございました!

1月25日 中学部トピックス

2018年は 「書初め」 「ふるさとまつり」 でスタートです!

 

 スキー合宿の速報と前後しましたが、中学部の新年は、恒例の「書初め」と、ここ数年学部行事として定着してきた「ふるさとまつり2018」(東京ドーム)の見学から始まりました。

 

 書初めは、新しい年の抱負や干支、自分のすきなことばを気持ちを込めて書きました。1年生は「お正月」や「おもち」などの新年らしい題材のほかに、「忍者」や「青い空」など自分のなりたいものや新年に向かっての願いが見られました。また、2年生はぐんと中学生らしく、「中学生」 「笑いたい」の他、「八ヶ岳」 「きんかん」など好きな場所や好きなものなど自分の意志が感じられることばと力強い字が並びました。そして、間もなく卒業を迎える3年生は、「夢」 「すてきな高校生」 「じっしゅう」 「光あびながら」など、高等部に向かう希望にあふれる書初めになりました。

 

  「ふるさとまつり」の見学(1月15日)は、昨年に続き、合同生活の一環として行いました。今年度も合同生活「ディスカバー東京」の学習で積み上げてきた調べ学習を生かし、冬休みに「ふるさとまつり」について調べてくる課題が出され、自分が食べてみたいものや見てみたいお祭りを予め決めてから出かけました。人、人、人でごった返す中、全員がその目的に到達することができ、東京のど真ん中にある本校だからこそ体験できる全国一の大物産展を大いに楽しみました。

 

1月19日 中学部トピックス

スキー合宿が終わりました!

 

 今年のスキー合宿は、例年になく暖かく、ゲレンデの雪質が良くありませんでしたが中学部の生徒18名、怪我や病気もなく、充実した3日間でした。

 中高等部のスキー合宿は、昭和53年から実施されており、今年で40回目となる附属大塚の伝統行事です。

 様々な生活経験を通して社会に参加するために必要な力を身につけることを目指す本校では、スキー技能の習得を通してウィンタースポーツや、余暇活動への興味関心を育てると同時に、「目標に向かって主体的に活動参加する姿」や「チャレンジする姿」、そうした経験に支えられながら「自信を持って生きる力」が育つことを願っています。

 

1月17日 中学部トピックス

中高スキー合宿速報!〜スキー場は・・・雨!?

 

 恒例の中高スキー合宿が始まりました!中学部の生徒はみんな元気です!

 群馬県片品村にある尾瀬岩鞍スキーリゾートに到着した時の天気は曇りでしたが、昼食後に空を見上げると・・・え!?まさかの雨。ゲレンデのコンディションがあまりよくありませんでしたが、生徒たちは滑る気満々!各班の活動がスタートしました。

 

 E班F班は、早速リフトやゴンドラに乗って1年振りの滑りを楽しんでいました。頂上付近はガスがかかって真っ白だったようです。

 リフトに乗って緩斜面の滑走を目指すC班D班では、貸し切りのコースで制動やプルーク姿勢の確認を繰り返していました。学校から持ち込んだ人工芝を自分で登り、何度もハの字の練習をしました。

 B班は、スキー板を履いて歩く練習を行い、斜面での練習を目指します。A班は、黙々と?そり滑りを楽しみました。

 初日の夕食後には、雪上レクリエーションを予定したいましたが、天候が悪く中止となりました。残念がる生徒もいましたが、就寝までの1時間は、生活班ごとに話をしたり、ゲームしたりして盛り上がりました。いつもはタイトなスケジュールの中とても慌しく夜のゲレンデに向かいますが、のんびり宿舎で過ごす時間もそれはそれで楽しいひと時でした。

 明日の天気予報は、晴れ。思う存分スキーができますね。

12月15日 中学部トピックス

講道館で「柔道」(体育)の授業を行いました

 

 12月13日(水)、体育の授業の一環で講道館柔道の総本部である「講道館」で「柔道」を行いました。

 

 柔道着を身にまとい、大道場で真剣な表情で話を聞く生徒たち。自然と背筋もまっすぐに伸びます。はじめに、講道館道場指導部の鮫島先生から、講道館柔道の創始者が「嘉納治五郎」先生であることや、柔道は勝ち負けだけが大切にされる武道ではなく、相手を思いやったり、互いに助け合ったり、互いを高め合ったりすることが大切であることを教わりました。嘉納治五郎先生が柔道の教育的価値を説かれたように、柔道には、本校の生徒たちにとって大切な学びがたくさん含まれています。

 

 今年度は、講道館の先生方の協力を得て、簡単な受け身の練習と、相手と組み合いながら相手を感じて動く練習、そして足技で相手(講道館の先生方)を投げる練習を体験させていただきました。本物の柔道に触れた生徒たちは、とてもうれしそうでした。

 

 続いて、中学部発案のアダプテッドスポーツ「タグ柔道」を行いました。大きな会場を力一杯動き回り、相手の腰に付けたタグを取りに行きます。勝ってうれしかったり、負けてくやしかったりですが、試合の最後には相手としっかりと握手をして、一緒に戦った相手への感謝の気持ちを表します。今後も柔道を通して、心と体を鍛えることを大切にしたいと考えています。また、講道館で学んだことを、ぜひ日常の生活にも生かしてほしいと願っています。

12月13日 中学部トピックス

合同生活「ディスカバー・東京(ファイナル)」(第3クール)体験記

 

 「願いを育む授業づくり」の一環として取り組んでいる合同生活『ディスカバー・東京』の3回目の“体験”が12月1日(金)に行われました。

 今回は希望が4つのグループに分かれましたが、事前の“調べる”の学習で目的地を話し合い、「のりものグループ」は「鉄道博物館」(さいたま市)へ、「しぜん・いきものグループ」と「れきし・ものがたりグループ」は合同チームで「上野動物園」へ、「たべものグループ」は食品サンプル体づくり&もんじゃ焼き体験(浅草)をしてきました。以下、各グループの様子です!

 

〈のりものグループ〉

 のりものグループは、リーダーになった中2のTくんの提案で、埼玉県さいたま市にある『てっぱく(鉄道博物館)』で体験学習をすることで話がまとまりました。事前学習では『てっぱく』は、「どこにあるの?」「どうやって行くの?」「どんなところ?」「なにがあるの?」など、疑問に思ったことを、インターネットや写真カードなどを活用して調べ学習を行いました。場所や行き方、利用する電車については、Google mapで検索し、『てっぱく』の情報については、ホームページを閲覧して、イメージを共有しました。生徒たちから、それぞれ体験したいこととして、「ミニ運転列車」の運転や、興味を持った車輌の内覧、レストランで食べてみたい食事などで具体的な希望が出されました。実際の体験学習では、転車台に展示されている『C57 135蒸気機関車』の車輌の回転や、本物の汽笛の音の迫力に圧倒され、生徒や教師も大興奮でした。また、昭和初期の通勤型車輌の屋根や内装が今と違って木製であることに感動しました。そのほか、ジオラマで日本の鉄道や駅の働きを学習したり、ミニ運転列車やシュミレーターでの運転体験をしたりして、鉄道について幅広く知ることができました。

 

〈しぜん・いきものグループ〉

 しぜん・いきものグループは、上野動物園に行ってきました。上野動物園は東京のど真ん中で様々な動物に出会える、大変貴重な場所です。今回は動物解説員による動物観察プログラムに参加し、ジャイアントパンダの話を聞きました。プログラムに参加するには、事前の調べ学習が宿題としてあり、ジャイアントパンダについて下調べをしてから参加しました。生徒たちから出たいろいろな質問にも、動物解説員の方は丁寧に答えてくれました。6月に生まれたばかりの赤ちゃんパンダ、香香(シャンシャン)が公開になったら、またみんなで見に来たいね!と盛り上がりました。

 

〈れきし・ものがたりグループ〉

 1回目の「調べ学習」で、3年生のSさんは、9月に行った沖縄修学旅行の「ひめゆりの塔」「平和祈念資料館」見学をふりかえり、「戦争でたくさんの人々が戦死したことを知り、とっても悲しかった」と教えてくれました。そして、新たな疑問が湧き起こったのです。それは、「戦争で、命を落としたのは、人間だけなのだろうか」というクエスチョンです。調べていくうちに、「上野動物園」の「ぞうのトンキー」をはじめ猛獣と呼ばれている動物たちが、戦争中に餓死させられたことがわかりました。そのお墓は、象の森のすぐ隣に、ひっそりとありました。慰霊碑には「動物よ 安らかに」と書かれています。そして、左側には、たくさんの千羽鶴がありました。今回の体験学習では、上野動物園の動物たちの「慰霊碑」に行き、手を合わせてきました。帰りには、学校の近くの「東京都戦没者霊園」にも立ち寄り、お祈りをしてきました。この体験をふまえて、Sさんは、「人も動物もみんなが、幸せになる世の中になってほしいね」と、友だちに話していました。次回の振り返りでは、平和を願って物語を創作する予定です。

 

〈たべものグループ〉

 たべものグループは、台東区にある合羽橋道具街へ行き、食品サンプルづくりを体験しました。道具街入り口でコックさんの大きな模型に出迎えられ、「あーいた!」「大きいなぁ」と指を差す生徒たち。一歩踏み込むと、そこは別世界。包丁、ざる、大きな鍋等料理に関する道具が各店舗から溢れんばかりに並べられていました。食品サンプルづくりでは、天ぷらとレタスを作りました。40℃程度のお湯の中に、蝋の原液を垂らしたり、広げたり、指でつまんだり、様々な調整をしながら、よーく見て作っていました。昼食は、もんじゃ・お好み焼き・やきそばの中から好きなものを食べました。初めてのもんじゃに感動する様子も見られました。

11月23日 中学部トピックス

 中学部全員で 音楽劇 『すべての山にのぼれ!』 を演じきりました!

 

 「修学旅行」や「陸上大会」と大きな行事が続いた2学期。その締めくくりともいえる「大塚祭が18日に行われました。

 今年の中学部のステージ発表は、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」から構成した音楽劇『すべての山に登れ!』。 この演目は3年前にも『トラップ一家物語』というタイトルで劇化しましたが、今回は“みんなで一つになって目標に向かって進んで行こう”という中学部らしいテーマを前面に出し、この作品のテーマ曲“Climb Ev’ry Mountain”をそのまま作品のタイトルにしました。

 

 実際の舞台では、アルプスを背景に雲の中を山に登り続ける人たちのシルエットに始まり、18人の生徒が山の形に横一列に並ぶと、テーマ曲「♪すべての山にのぼれ!」を熱唱! 続いて、主人公のマリアが家庭教師としてトラップ家に派遣されるシーンから物語がスタートし、トラップ家の人たちが音楽の力(「♪ドレミの歌」)でファミリーの結束を強め、いよいよ音楽祭への出演を果たしたところ(「♪エーデルワイス」)からドラマが急展開!!!ドイツ警察の追撃から逃れたファミリーがアルプスを越えて自由の地へ旅立つという流れでした。そして、この舞台の最後に、テーマ曲を全員で合奏しました。このテーマにふさわしく、3年生を中心に約一ヶ月にわたり、それぞれの配役や歌や楽器の練習に取り組み、18名が一つになって音楽劇を見事に演じ切りました。

 

 午後の展示・販売では、各学級がそれぞれに趣向を凝らし、1年生は作業製品の販売を一手に引き受け、2年生は学級活動で取り組んできた「大塚染め」(草木染め)の発表と販売、3年生は修学旅行をテーマに「沖縄なんでも発表会」を発表し、今年の大塚祭の取り組みが終わりました。当日は交流している附属高校のみなさんをはじめ、沢山の方にご参観、応援いただき、ありがとうございました。

10月15日 中学部トピックス

今年も駒沢陸上競技場で輝きました! 

 

 10月とは思えない夏の陽射しが照りつけた10月12日。駒沢陸上競技場で東京都特別支援学校・特別支援学級設置校総合体育大会/陸上競技大会が行われました。

 

 この大会に参加する魅力は、なんと言ってもいつもオリンピック・パラリンピックや世界陸上でテレビ観戦する本式の陸上競技場のトラックとフィールドで他校の仲間と競うことができることと、その一本のレースのために短距離走を中心に練習を重ね、走力(ソフトボールは投擲力)を鍛えるところにあります。

 夏休みが明けた9月の第2週目から「朝の運動」と「体育」の時間に本格的な練習を始め、ほぼ一ヶ月にわたり、本校グランドと文京三中さんの広いグランドをお借りして練習し、全員が自己記録を大幅に縮めて本番に臨みました。

 

 結果は、個人種目の50メートル走、100メートル走、200メートル走、ソフトボール投げで17名が入賞、うち一人が見事大会新記録!女子400メートルリレーは昨年に続き第1位の成果を納めることができました。翌日13 日に行った振り返りの授業では、全員のレースを映像で見返しながらお互いの健闘をたたえ合いました。 

10月3日 中学部トピックス

サービス班の「マクドナルド」での職場実習が始まりました!

 

 作業学習のサービス班は、今年度から新たな取り組みとしてマクドナルド茗荷谷駅前店で職場実習をすることになりました。その第1回目ということで、9月21日(木)は、サービス班全員でマクドナルド茗荷谷駅前店へ行き、新人研修を受けてきました。具体的にはマクドナルドで働くための心構えについてのレクチャーを受け、制服の採寸、職場見学をしてきました。

 

 最初に中野店長さんより実際に新人研修で使用されるテキスト「Crew Development Program」を基にわかりやすくマクドナルドで働くための心構えについて説明して頂きました。マクドナルドで働くためには、挨拶が重要なこと、チームワークを大切にすること、衛生面に気をつけること、働く上で大切なことを数多く教えて頂きました。また、作業の手順が大切なことも学びました。ハンバーガーに挟む具の順番を間違えると、同じ具材を挟んだとしても味が変わってしまうこと等、普段何気なく食べているハンバーガーにそのような秘密が隠されていることに驚きました。

 制服の採寸では、店員の皆さんと同じユニフォームを体に合わせて、採寸しました。本物の制服を前に、みんな気持ちはマクドナルドの店員さんでした。うれしさの中に引き締まる気持ちが見られました。採寸した後、職場見学をしましたが、衛生面から帽子をかぶって手を洗いました。髪の毛が帽子からはみ出ないようにと説明を受け、みんな一所懸命髪の毛を帽子の中に入れていました。それぞれ緊張した面持ちで臨んだ職場見学は、フロアだけでなく、調理をしているバックにも入らせて頂きました。大きな冷凍庫や、普段目にしているハンバーガーを包む紙やジュースの原液など、初めて見るものに興味津々でした。一通り職場を見学させて頂き、職場実習の初日は無事終了しました。

 

 学校に戻った生徒からは「早く働きたい」「楽しみ」との声が多く聞かれました。今から職場実習が楽しみです。

9月29日 中学部トピックス

 

【速報】 沖縄修学旅行 最終日

 

 今回の修学旅行はお天気に恵まれ、初日、二日目とも、一度も傘を開くことはありませんでしたが、最終日のスカイブルーはまた一段とで鮮やかでした。この日のスケジュールは、午前中は、琉球村(「道ジュネー」…護佐丸一行のパレード)見学と記念品づくり、午後は摩文仁の丘の平和祈念公園と「ひめゆりの塔」の見学でした。

 

 朝9時30分にホテルを出発し、琉球村に着くと、最初に「道ジュネ―」を見学しました。目の前に次々に登場する踊りや出し物、カチャーシーではその軽快なリズムに乗って思わず身体が動き出す生徒たち…。昨晩のエイサーの乗りそのまま、心はすっかり出演者の一員となって参加していました。記念品づくりは、シーサーの色塗り、貝殻や琉球ガラスでつくるフォトフレーム、ジェルキャンドルの三グループに分かれ、それぞれにこの三日間の沖縄の思い出がぎっしり詰まった素敵な作品が出来上がりました。

 

 昼食後、3年目にして初めて計画に入った平和祈念資料館と「ひめゆりの塔」に向かいました。真っ青な空と海が広がる摩文仁の丘に着くと、本当にここが最後の激戦地だったのかと思わせる美しい景色が広がっていました。

 生徒たちは平和資料館の“未来を展望するゾーン”(子ども・プロセス展望室)を中心に見学し、世界の子供たちのメッセージを観たり聞いたり、平和についてのたくさんのメッセージに触れることができました。この後、「ひめゆりの塔」に向かいました。今回ジャンボタクシーを運転して下さった山内さんからひめゆり学徒隊の話しをお聞きし、それぞれの思いで献花しました。事前に絵本やビデオで学んできたことを、実際にその場所を訪ね、自分の目で確かめることができたことが生徒の強い印象として残ったようでした。生徒の真剣な表情や会話から、この体験はこれからさらに生徒たちの平和への思いを確実に育ててくれるのではないかと思わせてくれました。

 

 エネルギッシュに活動し、たくさんのことを学んだ3日間!最後は楽しみにしていたゆいレールに乗って那覇空港へ。ありがとう、沖縄!ありがとう、沖縄のみなさん!またいつか沖縄に帰って来ます!という思いを残して帰路につきました。

 

9月28日 中学部トピックス

【速報】 沖縄修学旅行2日目

 

  2日目の午前中は美ら海水族館へ行き、ジンベイザメやイルカショーを観賞しました。生徒たち全員、想像を超える巨大ジンベイザメが横切ると、圧倒されてしまいました。お土産売り場では、大人気のジンベイザメのグッズを購入して大喜びでした。館内遊覧バスでは、美ら海水族館周辺の、青い海、青い空、色とりどりの花や木々を観ることができ、沖縄の自然を肌で感じることが出来ました。

  お昼は、地元の人たちに愛されている『そば屋 よしこ』さんへ行きました。昨年、先輩たちに大好評だったこともあり、生徒たちは、事前学習の中で、ここのお店に行くことを大変心待ちにしていました。そして、念願のよしこそばを食べて大満足‼︎満面の笑みで、よしこさんと記念撮影をしました。お土産までいただき、ありがとうございました!

  午後は勝連城趾を見学した後、うるま市キムタカホールへ。今回の沖縄修学旅行の最大のイベントである『あまわり浪漫の会』との交流会です。聖地キムタカホールの舞台に、大塚中学部三年生が立ち、『オーパレーレ』の声出しと『ダイナミック琉球』の演舞を通して、心と心の繋がりを感じることの出来る交流を行うことができました。『オーパレーレ』では、大塚の生徒が一人ずつ順番に、100人以上のあまわりの会の中・高生の皆さんの前に立ち、声出しを一緒にしました。迫力ある1対100人以上の声出しの経験は、生徒たちにとって最高の思い出となりました。続いて、あまわりの会の皆さんが、たった6名の大塚の生徒のために、現代版組舞『肝高の阿麻和利』の名場面を心を込めて演舞して下さり、あまりの素晴らしさに感動して涙する生徒もいました。
 「今日という日が終わらなければいいのに」「まだ、東京には帰りたくない」「いつか沖縄で暮らしてみたい」など、思い思いの言葉で、生徒たちは、このあまわり浪漫の会の皆さんとの交流会を振り返り、キムタカホールを後にしました。

9月27日 中学部トピックス

 

【速報】 沖縄修学旅行1日目

 

 運動会で3年間エイサーを披露し、筑波大学附属高校との交流会では、「島唄」の合奏を行った中学部3年生6人。ついに本日、恋焦がれてきた沖縄の地に到着しました。飛行機を降りると、ムワッとした空気が全身を包み、沖縄に来たことを身をもって実感した生徒たち。飛行機での移動の疲れも見せず、元気いっぱいに出発!まずは国際通りのアメリカ食堂で、これまで見たこともない大きさのハンバーガーや沖縄伝統料理のタコライスを食べてエネルギーを補充しました。歩いていった牧志公設市場では、様々な色の魚を見て、驚きの声を上げました。その後、早めにホテルに到着し、ゴージャスなデザートバイキングを楽しんだり、ホテル内の屋外プールやプライベートビーチで泳いだりして沖縄を満喫しました。赤い夕陽が水平線に沈むのを眺めながら温泉につかり、海辺で静かな波の音を聞きながらバーベキューを楽しみました。生徒たちはみんな元気いっぱい笑顔いっぱい。明日からの沖縄旅行も楽しみです。

  

9月22日 中学部トピックス

附属高校文化祭で 「島唄」の合同演奏をしました!

 

 2学期が始まり、9月9日(土)には交流学習の一環で附属高校の文化祭(桐陰祭)に参加しました。

 中学部は、附属高校交流委員会と年間4回の交流を行っています。今年度は、7月に第1回(自己紹介と歌「ビリーブ」「島唄」の練習、風船バレー交流)、8月の夏休み中に第2回(「島唄」の歌と合奏の練習、附属高校ダンス部との交流)に続いて、今回(第3回)が文化祭交流の当日となり、午前中は作業製品の頒布と文化祭見学、午後は歌と合奏の合同ステージ発表と楽しい一日となりました。

 

 合同ステージ発表は、「ビリーブ」(杉本竜一作詞・作曲のおなじみの曲、交流の定番曲)の歌と、「島唄」(宮沢和史作詞・作曲、この曲は今年度の修学旅行のテーマ曲)の歌と合奏の2曲でした。今年も7月と8月の練習に参加して下さった附属高校交流委員会の皆さん、当日参加の附属高校オーケストラ部の有志の皆さん、それに本校生徒と合わせ総勢50名による大合奏になりました。全員で合わせるのは本番前の30分のリハーサルだけで、そのまま本番の演奏になだれ込むという強行スケジュールでしたが、そこはここ数年の合同演奏の積み重ねの成果が発揮され、短時間でお互いの気持ちと音が寄り添い、心を一つにして演奏することが出来ました。聴いてくださった観客の皆さんも含めて、みんなが一つになれる歌や合奏のすばらしさを感じた瞬間でした。

9月1日 中学部トピックス

合同生活「ディスカバー・東京」 (第2クール) 体験記

 

 夏休み中の8月23日。合同生活「ディスカバー東京!」(6月20日のトピックスで紹介した「ディスカバー日本!」を改名しました)の第2クールの“体験する”にあたる校外学習がありました。

  今回の校外学習は、第1クールの“発表する” (6月20日の中学部トピックスを参照)後に新たに第2クールに向けてのグループ選択を行い、7月に行われた新メンバーによる第2クール初回の“調べる”の学習を経て、乗り物グループは「東京駅、羽田空港」、自然・生き物グループは「明治神宮、サンシャイン水族館」、歴史・物語・音楽グループは「麟祥院、東京大学、竹うち三味線店」、食べ物グループは、「築地卸売市場、東京大丸デパート」での体験を実施しました。以下、当日の各グループの様子です。

 

 乗り物グループは、東京駅と羽田空港へ出かけました。東京駅では、新幹線を中心に見学しました。東北新幹線の「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」、秋田新幹線「こまち」と山形新幹線「つばさ」が連結されている様子を見ることができ、メンバー一同大興奮でした。さらには、北陸新幹線「かがやき」、東海道新幹線の「のぞみ」までフルコースの見学ができました。続いて、羽田空港の国際線ターミナルに移動しました。出発ロビーは外国からの観光客も多く国際色あふれる様子でした。さらに、国内線第2ターミナルへ移動し、ホットドッグ屋さんで昼食をとり、その後は展望デッキから飛行機の離発着を見て過ごしました。東京駅、羽田空港をハシゴして、乗り物好きにはたまらない一日となりました。ちなみに今回乗った路線は以下の通りです。東京メトロ丸ノ内線、JR山手線、JR京浜東北線、東京モノレール、京急線、以上5路線でした。

 

 自然・生き物グループは、東京の自然を探して明治神宮に行ってきました。今回は初詣で有名な御社殿や参道だけでなく、明治神宮内の「御苑」も散策しました。御苑内には大きな池があり、鯉や亀が泳ぎ、美しい蓮の花が咲いていました。 また、ここには明治神宮一のパワースポットといわれる「清正の井戸」があります。うっそうと生い茂る大きな木々の中を歩いていると、自分たちが都会のド真ん中にいることを忘れてしまいそうでした。

 午後は、東京でも気軽に生き物と出会える場所として、池袋にあるサンシャイン水族館に行ってきました。サンシャイン水族館は、最近リニューアルし、「空飛ぶペンギン」が見られるという、今、話題の水族館です。夏休み中ということもあり、大変混雑していましたが、たくさんのきれいな魚や空飛ぶペンギン、アシカのショウを見て楽しみました。とても暑い日でしたが、みんながんばってたくさん歩きました!

 

 物語・歴史グループと音楽・祭りグループは、合同で回るコースを企画しました。午前中は、第1クールから引き続きのメンバーが春日局についてさらに知りたかったこともあり、春日局が眠る文京区湯島にある麟祥院を訪ねました。賑やかな大通りから少し奥まった、そこだけ時間が止まったような墓地の一角にある大きなお墓にお参りし、「死して後も天下の政道を墓から見守りたい」と遺言を残した春日局に想いをはせました。続いて、東京大学農学部に移動して、渋谷駅にあるハチ公と上野教授の物語を展示した資料館を見学し、新しく建てられた銅像の前で記念写真を撮りました!大学構内にあるレストランで昼食後、午後は根津から上野まで移動し、竹うち三味線店を訪ねました。伝統工芸士の竹内靖男さんに三味線の皮を張る場面を見せていただいたり、音色のお話をお聞きしたり、東京ならではの歴史や音楽に触れた一日でした。

 

 食べ物グループは、午前中、築地にて鰹節の食べ比べ、魚の加工見学、の体験をしました。何種類もある鰹節を秋山商店社長のご厚意で試食すると、「おいしい!」という声が!自ずと好みの鰹節に手を何度も伸びました。魚の加工見学では、大きな鮭一本丸ごとを下ろして頂き、その様子を見学しました。「普段見る切り身の鮭はこんな風に下ろされているんだよ」と昭和食品のシャケ子さん(愛称)。昼食は、寿司とラーメンに分かれ、築地のそれぞれのお店で食べました。午後は、築地で取引された食べ物が、どのようにお店で販売されているかを確かめに、東京駅大丸デパート地下食品売り場へ。その後、東京のシンボル、丸の内駅舎を眺め、その中にある東京ステーションホテル「トラヤトウキョウ」へ行きました。駅舎のレンガが屋内にも配されたリッチかつ重厚な空間でトラヤ特製かき氷を食べ、食べ物づくしの東京ツアーを締めくくりました。

 

 この日の体験は、来週の各グループでの“振り返り”の後、学部全体で行う“発表する”の授業で共有する予定です。

8月4日 中学部トピックス

第3回 黒姫高原共同生活(7/26~28)

今年も大自然の中で附属の仲間たちと充実した3日間を過ごしました!

 

1日目(7月26日) <野外炊飯>                    

 

 今年も行って来ました!附属11校の合宿、黒姫高原共同生活。大塚からの参加は、小学部6年生4名と中学部2年生6名です。その内、中学部4名が小学部6年生の時に、第1回目の黒姫高原共同生活を経験しています。児童生徒の参加は80名以上。これまでの中で一番多い参加者です。

 東京キャンパスでの朝の出発式では、雨が降っていました。バスに乗ると、自己紹介が始まり、近くの友だちと名刺交換が始まりました。楽しいレクリエーションも行われ、時間の経つのを忘れてしまいました。途中休憩では雨、雨、雨でした。ところが、黒姫に着いたら晴れていたのです。そして、開校式の後、予定通り、各班に分かれて夕食は、野外炊飯。ホテルの前で作り方の説明を受けて、カレーとピザを作ります。カレーは、火を熾すチームと野菜を切るチームに分かれました。ピザは、今年初挑戦。ピザの生地を練るところは、どこかで経験したような・・・。そうです。1学期末に、クラスでうどん作りをした、あの感覚と似ていました。ピザの生地の上に,ウインナーや野菜とチーズをたっぷり乗せます。カレーの煮込みと同時進行で、鉄板の上で焼きました。その間、生徒たちは、同じ班のお兄さんやお姉さんとおしゃべりしたり、遊んだりしました。スパイシーなにおいが、辺り一面漂っていました。カレーの出来上がりです。ピザは、アルミホイルを開けて、上からバーナーで焦がしました。ほんのりとチーズがキツネ色になりました。大成功の拍手が聞こえてきます。「いただきます」をして、食べ始めると、「おいしーい」という歓声が挙がりました。中2の生徒は、カレーのおかわりをして、お鍋は空っぽになりました。いつのまにか、外は暗くなり、時刻は7時を回っていました。「ここは、僕たちが片付けるから、お風呂に行っておいで」と筑駒の高校生と附属高校生たち。「すみません。では、お願いしまーす」と、言って、ホテルへ。心もお腹も大満足の子どもたちでした。

 

 

2日目(7月27日) <森のアドベンチャー&製作>          

 

 2日目の朝、眠い目をこすりながら、朝の体操に向かいます。入り口付近の足下に、目をやると・・・。東京では、見たことのない大きくて薄緑色のきれいな蛾がいました。

朝の体操は、大塚の役割です。小学生を含む10数名が階段の上に立ち、ドラえもんバージョンでラジオ体操をしました。(因みに3日目の朝は、関西弁バージョンでした)

 今日は、約10名のグループに分かれ、案内役の方に導かれ森を散策します。各グループは、歩くコースが異なります。案内役「テン」さんグループは、ちょっとした山の登りでした。なだらかな細い道を歩いたり、藪の中をかき分けて通ったり、狭くて揺れる橋を渡ったりと、これぞアドベンチャーです。途中、トイレに行きたい人は、草むらで用を足しました。テンさんは、いろいろな木々を紹介してくださいます。ごま油の匂いのする葉っぱや、笛みたいに音のでる茎などです。お腹に効く薬草も食べてみました。とても苦かったです。小川に手を入れると冷たくてびっくりしていた子どもたち。水の中に足を入れて、歩いてみました。冷たすぎて長時間、水に浸かることはできませんでした。水に入った後、靴下をはいたら、全身がポカポカしてきました。高校生が、山の上と下に流れる水の温度を測っていました。だんだん、下にいくほど、水温が上がっていくことがわかりました。山の中腹にたどりつくと、周辺が見渡せます。そこからの野尻湖が見えました。やや広めの道を下山し、出発地点に到着。お弁当タイムです。食後、童話館を見学しました。

 ホテルに戻ると、今度は、製作&アイスクリーム作りです。二つに分かれて行いました。

製作では、白樺の木片に木の実を装飾していきます。黒姫で採集した木の実の種類のなんと多いこと。生徒たちは、どの実を使おうか、迷っていました。材料を分け合ったり、ボンドの貸し借りをしたりして完成。どの作品も味があって、製作者の想いが込められていました。

 アイスクリーム作りでは、なかなか固まらなくて苦労した班もありましたが、全員、大成功。子どもたちは、「みんなで力を合わせれば、できること」を知りました。夕食後に自分たちの作ったアイスをいただきました。コクのあるまろやかな甘さのアイスでした。中2の生徒は、「やっぱり、黒姫高原で育った牛の牛乳がおいしいから、アイスがおいしいんだよ。先生」と、教えてくれました。

 入浴後、いよいよ、メインイベントの「キャンドルファイヤー」です。ここでも、たくさんの仲良しの輪が生まれました。ゲームや出し物で、大いに盛り上がりました。最後は、みんなで輪になり、「世界でひとつだけの花」を手話付きで歌いました。時間が経つのを忘れるくらい、黒姫最後の夜を楽しみました。

 

 

3日目(7月28日) <野尻湖ナウマン象博物館>           

 

 昨日の夜の疲れから、まだ目覚めていない様子の生徒たちです。ホテルで最後の食事をとりました。「ごちそうさま」の挨拶は、大塚の生徒の担当です。最後日なので、ホテルの方々への感謝の気持ちを表すのに、ごちそうさまの前に、「姿勢を正してください」の一言が入りました。担当の生徒は、しっかり、みんなが挨拶をする人を見ているかどうか、「ありがとうございました」の気持ちを込めているかを確認していました。

 帰る支度をして、全員バスに乗り込みました。行き先は、「ナウマン象博物館」です。野尻湖で、ナウマン象の骨が出土したことは大ニュースでした。今なお、調査が続いているとのことです。学芸員の方の話によると、謎がまだまだ多いとのことでした。人間が、本当にナウマン象の狩りをしていたかどうか、については、まだ断定できないそうです。なぜならば、象の骨は見つかっても、その近くで人間の骨が発見されていないからだそうです。いろいろな話を、大塚や附属の生徒たちは、館内で聞かせてもらいました。他校の生徒たちと一緒に館内を回り、ホンモノの骨を触ったり、折り紙でクマを作ったりしているうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。クマの剥製に恐れおののいていた生徒や、ナウマン象の銅像を手でなでながら、「バイバイ」と話している大塚の生徒たち。きっと、帰りたくなかったのでしょう。

 帰りのバスの中では、黒姫の3日間の興奮が醒めやらず、大塚の中学生は、ほとんどが起きていました。東京キャンパスにバスが着くと、「終わっちゃったね-」とつぶやく生徒。中学部6人は、たくさんの友だちとの出会いと、楽しかった想い出をいっぱいリュックにつめて、大切に持ち帰ってきました。閉校式で実行委員の生徒が大塚代表で感想を述べました。「ぼくは、また行きたいです」と、大きな声で発表していました。

7月24日 中学部トピックス

 接客のプロに学ぶテーブルマナー

 

 生徒達がテーブルマナーを学ぶ校外学習が7月10日にありました。

 この学習は、①接客の専門家から食事のマナーについて学び、楽しく食事の時間を過ごすためのマナーについて知る、②先輩(本校卒業生)の働く姿を実際に見て、卒業後の進路を考える機会とする、③公共交通機関利用についてのルールやマナーを身に付けることをねらいに、これまで何人もの卒業生を採用していただいているホテル「ザ・ペニンシュラ東京」さんのご厚意で実現しました。

 

 地下鉄日比谷駅に直結しているホテルに着くと、中谷人材開発部相談役の案内で、最初に先輩方が働いているクリーニングや厨房、お花のアレンジ、タオルをたたんだりするセクションを見学させていただきました。その後、テーブルマナーを始める前に、先輩方がテーブルマナーの会場に来て下さり、仕事の苦労や自分が目標にしていることなどを聞かせてくれました。

 

   いよいよテーブルマナー講習が始まりました。

 始めに、高橋バンケットサービスマネージャーより、「テーブルマナー」は思いやりの心を持って、みんなで楽しく食事をするためにあることを教わりました。続いて、円卓にコース料理が順番に運ばれ、食べるときのマナー(してはいけないこと)、フォークやナイフの使い方、困ったときの対処の仕方などを、スクリーンに映るモデルの方の実演を見ながら丁寧に教えていただきました。

   サークル型のシャンデリアの趣のある素敵な一室、キラキラ光るお皿とカトラリー、あらゆる食材を駆使した美味しいお料理に生徒達は大感激です!この豪華な雰囲気にすっかり浸りながら積極的に食べる生徒や、いつもより緊張気味に食べる生徒と様々でしたが、食事の楽しさとマナーをともに学ばせていただいた貴重な体験でした。あたたかいおもてなしの心で私たちを迎えてくださったホテルの皆様、ありがとうございました。

6月20日 中学部トピックス

ディスカバー・ジャパン ~ みんなで いっしょに日本発見! ~

 

 中学部の研究テーマでもある 『生徒の「願い」を育む授業づくり』 の第2弾、「ディスカバー・ジャパン~みんなでいっしょに日本発見!~」 の単元が始まりました。

 

 昨年度は国際理解教育との関連で、 「みんなで一緒に世界旅行!」 のタイトルで、世界の五大陸を「鉄道」「食べ物」「音楽・ダンス」「物語」「生き物」の5つの学習グループに分かれて、①調べる→②体験する→③発表する、を繰り返しながら巡るという設定でしたが、今年は、オリパラ教育との関連で、開催地「東京」から日本を紹介しようというコンセプトで舞台を国内に移してスタートしました。

 

 生徒の興味関心を反映した学習グループについて、改めてアンケートをとったところ、昨年度の学習成果もあってか生徒の興味関心の広がりが見られ、「乗り物」「食べ物」「歴史・物語」「自然・生き物」「音楽・祭り」の5グループに決まりました。生徒たちは、全国を巡る各クールで、この5つのグループの中から自分が学びたいグループを選び、学習が展開していきます。

 最初のクールは「身近な東京編」です。「乗り物」グループは、学校の最寄駅の「後楽園駅」「春日駅」へ出かけ、この二駅に乗り入れる地下鉄について調べて発表しました。「食べ物」グループは、東京のラーメンについて味比べを交えてレポートしました。「歴史・物語」グループは、通学路に立つ「春日局像」に着目し、関連する神社やお寺でのインタビュー取材をもとに発表しました。「自然・生き物」グループは、先日の高尾山登山(2回目)で見つけた自然を写真に撮り、高尾山マップをつくり発表しました。「音楽・祭り」グループは、近隣の音楽ホールで行われている音楽イベントの紹介や、学校の近くの牛天神のお囃子づくりに取り組みました。

 

 発表会では、どのグループの発表にも歓声と拍手が起こり、昨年度に引き続き“自分の学びたいことを同じ思いの仲間とともに学ぶ”この学習への生徒の関心の高さを改めて感じました。今後の学習の展開について、またこのページで紹介していく予定です。

5月30日 中学部トピックス

 霧の中の高尾山登山(第1回)

 

 健康な体づくり、体力づくり、友達や家族と楽しむ余暇活動への発展、交通機関の利用、買い物学習などをねらいに、生活単元の位置づけで年間複数回(3~4回)実施している「高尾山登山」の1回目が5月25日にありました。

 この日は、曇り一時雨の予報でお天気が心配されましたが、高尾山口に着くとパラついていた雨も上がり、全員が歩きやすい1号路コースとケーブルコースに分かれ、健脚組は山頂まで、他のグループも薬王院まで歩くことができました。

 

 この日が初高尾山だった1年生は、霧のかかった幻想的な頂上にたどり着いて大喜び! 翌日の日記には山の頂上でピースマークをしている自分の姿が描かれていました。また帰り道で買った名物の天狗焼きが美味しくて、自宅に帰って一番に報告した生徒もいました。

 次回は2週間後の6月9日。健脚組は晴れたら、今回断念した6号路コースにチャレンジします。

5月19日 中学部トピックス

「ひびけ!海と空と大地!」大塚エイサー2017

 

 雨で一日順延され、14日に行われた運動会。中学部は、表現種目では創作エイサー『ダイナミック琉球』を、競技種目では『紅白リレー』を、その他に、『大玉ころがし』(中高合同)、『全校ダンス』、『綱引き』、3年生が担当した『閉会式』で練習の成果を発表しました。

 

 2015年に南島詩人平田大一氏をお招きし、直々に教わった創作エイサー『ダイナミック琉球』(平田大一作詞、イクマあきら作曲)に取り組んで3年目。今年も「オーパレーレー」の掛け声とともに、運動会での発表を目標に練習を重ねてきました。今年の3年生は1年生の時からこの演目に取り組み3年目となり、中学部の運動会の出し物としても定着してきました。

 

この創作エイサーでは、最初の歌詞の部分

「海よ 祈りの海よ 波の声響く空よ

大地 踏みならしたたく 島の太鼓ぬ響き…」で、

沖縄の「空」「海」「祈り」「波」「大地」を表わす振付が印象的で、この動きが曲中何度も繰り返されますが、年々力強く踊れるようになってきているように感じました。

 16日に行われた「運動会」の振り返りの授業では、今年初めてエイサーを踊った1年生から、「(パーランクーをたたくしぐさで)がんばりました!」「ひざをまげるところをがんばりました。楽しかったです。」「かっこよかったです。」「またやりたいです。」などの感想が聞かれました。

  3年生は、今年も9月の沖縄修学旅行で地元の「あまわり浪漫の会」の皆さんとの交流が予定されており、『ダイナミック琉球』を一緒に踊るのを楽しみにしています。

4月29日 中学部トピックス

新入生歓迎会

 

 さわやかな春の風が吹き抜ける絶好の遠足日和となった4月28日。生徒たちが楽しみにしていた最初の校外行事「新入生歓迎会」が小石川植物園で行われました。

 

 朝、学校を学年毎に出発して、途中でお弁当を買って(買い物学習)、徒歩30~40分で植物園に到着。ツツジやフジが咲き乱れる花の道を抜けて広場に着くと、3年生の進行で歓迎会が始まりました。

 プログラムは、始めのことばに続いて、自己紹介カードを使っての自己紹介!自分の名前や誕生日、星座、好きなもの、それに上級生からは、「一年間、いっしょに楽しく行きましょう!」や「Welcome to Otsuka!! みんなで、たのしく、なかよく、がんばろう!」など、温かいメッセージが添えられました。

 続いて、中学部の行事紹介クイズ。運動会の演技種目や修学旅行の行き先、陸上大会、学部登山、スキー合宿などについて出題され、中学部生活への期待がぐ~んと高まったところで、上級生から1年生へこの日のために準備したプレゼントが渡されました!3年生からは、1年生一人一人の似顔絵やメッセージが書き込まれたオリジナルマグカップが、2年生からは学校の名前がプリントされた素敵な巾着が手渡され、1年生は大感激!!!

  その後、お弁当を囲んだり、広場で追いかけっこをしたりして団結を深め、今年はこの18人で頑張っていくことをお互いに確認できた一日となりました。

4月21日 中学部トピックス

平成29年度がスタートしました!

 

 4月11日の入学式で元気いっぱいの6人の新入生を迎え、3学年18名が揃い、平成29年度中学部がスタートしました。

 翌12日には、1年生は恒例の学校探検。小学部から進学してきた3人が学校を案内し、事務室や保健室では中学部入学の挨拶をしました。

 一方、学年が一つ上がり、教室も一つ上の学年に移動した2・3年生も後輩が入ってきてとても張り切っています。28日に小石川植物園で予定されている歓迎会が待ちきれず、3年生からの提案で急遽「プチ歓迎会」を14日に校内で開催することに!!!準備の時間がない中でしたが、司会者の二人を中心に、「ワッハッハダンス」、中学部の行事紹介(2・3年生)、歌「ビリーブ」を見事に進行して、上級生の意気込みを見せてくれました。

 

 今年もこのページで中学部のニュースを発信していきます。どうぞ、ご覧下さい。

 

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