中学部

作業学習

 作業学習では、①働くために必要な知識、技能(「知識・技能」)、②経験を積み重ねることにより前に踏み出す力、活動に向かう力、課題に向かう力(「行動する力」)、③見通しを持って計画し、考え、工夫する力(「見通し・考える力」)、④集団活動への参加、多様な人と一緒に働く力(関係の形成と集団参加)、以上4つの力を身につけることを目指しています。

 中学部では、幼少期に身につけてきた力を基盤に、将来の職業生活を見据えて、個のニーズに応じた作業学習に取り組んでいます。特に働くために必要な知識・技能を身につけ、学習に取り組む上での約束や心構えを学び、自分の役割を遂行し、友達と協力して作業に取り組むことで集団活動への参加を目指しています。また作業学習を通して多くの経験をする中で働く楽しさを知ることをねらいとし、さらには本学習で身につけたものを高等部での作業学習に活かしていきます。

 平成28年度は、従来の校内中心の学習の他に、地域社会との関係を築きながら社会資源を活用していく活動を取り入れ、作業班の組み替えを行い、1年生から3年生までの縦割りによる集団の指導形態によって、「サービス班」、「クロスワーク班」、「クラフト班」、以上3つの作業班を展開しました。

サービス班

 28年度から新しくスタートした「サービス班」は、校内での清掃や園芸を中心の活動としながらも、校内活動にとどまらず、地域に出かけたり、営業(受注)したりしながら活動する班です。

 

 

 クロスワーク班


 クロスワーク班は、本校が伝統的に作業学習で取り組んできた「藍染め」と「スリッパ」を「クロスワーク」として再編成したものです。今年度は前期は藍染めを中心にし、後期はスリッパ作りへ移行していく計画です。

 藍染めでは、天然藍を使った藍染めとタマネギの皮を使った草木染めによる絞り染め製品を作っています。主に巻き上げ絞りといった割り箸を芯にした布に糸を巻き付けて模様をつけています。ミニタオル、ハンカチ、バンダナ、ストール、日本手ぬぐい、エコバックなど製品を染色し、頒布しました。スリッパ作りでは、いろいろな布を裁断したり、中に入れるスポンジの型抜きしたり、機械操作をしたりして手作り感覚の製品に仕上げています。

 

  クラフト班

 クラフト班では、タイルを使ったコースターやメモクリップやポリマークレイ(樹脂粘土)を使ったキーホルダーなどを作っています。タイル製品づくりでは、モザイクタイルを並べてきれいにデザインされたコースターやメモクリップがバザーや文化祭で人気です。また、昨年から取り組み始めたポリマークレイ(樹脂粘土)による成形は、様々な色を混ぜ合わせたカラフルで魅力的な製品の開発を進めています。

 

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