中学部

平成25年度 トピックス

3月18日(火) 中学部トピック

卒業生が巣立って行きました!

 

 先週14日(金)、幼稚部修了式ならびに小学部中学部高等部の卒業式が行われました。中学部6名の生徒達は、立派に卒業証書を受け取り、胸を張って巣立って行きました。高等部に行っても自分に自信を持って頑張ってください!

 卒業制作「版画」に取り組みました! その2

(2月28日−その1の続きです)

 

 さて、いよいよ最終工程です。版木にインクを塗り、色画用紙を置いてバレンで刷り上げました。なかなか均等にインクが付かず、何回もチャレンジして仕上げました。作品は縮小コピーして6人の版画を1枚の絵にしました。原画は1枚ずつ額に入れ、原版と一緒に大事に持ち帰りました。

3月13日(木) 中学部トピック

附属高等学校交流会を行いました!

 

 12日(水)附属高等学校生徒会交流委員11名の生徒が来校し、最後の交流会を行いました。

 9月の桐蔭祭以来、半年ぶりの再会です。もう一度会いたという生徒達の思いが実現し、またひとつ楽しい思い出ができました。

 最初の活動は風船バレーバール大会です。7月の交流会では、附属高校の生徒と大塚の生徒が対戦しましたが、今回は4つの混合チームを編成し、トーナメント戦をしました。7分間の制限時間で得点を競い、高校生は相手のコートに直接風船を打ち込まないというルールでゲームを行いました。高校生が打ちやすいようにトスしてくれた風船を大塚の生徒が力強くアタック!そんな連携が見事に決まるとハイタッチで喜びを表現していました。白熱したゲームが進むにつれ生徒達の距離は徐々に縮まり、自然に会話をしたり、喜び合ったりする姿が見られました。

 後半は、「JOY」の曲に合わせたダンス、そして音楽の授業で取り組んだ「今咲き誇る花たちよ」と「Believe」の合唱をしました。生徒達は肩を組んだり、手をつないだりしながら歌を歌いました。今回の交流は、お互いの心に響く素敵な経験ができたのではないかと思います。

 附属高校の生徒達は、帰りの会まで参加し、玄関まで見送ってくれました。中には一緒に帰れると勘違いした大塚の生徒がいて、つながれた手を離さないという場面が見られました。

 生徒下校後、会議室で職員と昼食をとりながら1年間の感想や次年度の交流に向けた意見をうかがいました。そこで来年度は更に充実した交流になるよう計画することを約束しました。

3月7日(金) 中学部トピック

中学部お別れ会が開かれました!

 

 中学部3年生の卒業を祝う「お別れ会」が6日(木)に開かれました。

 これまで、1・2年生が中心となり準備を進め、当日の司会進行も生徒達が行いました。和やかな雰囲気の中、心のこもった温かいお別れ会になりました。

 副校長先生から一人一人に賞状をいただき、3年生のチームークの良さや一人一人の成長した姿に驚きを感じていますと嬉しいメッセージをもらいました。主事の先生からは、生徒達の小さい頃の写真を交えて振り返り、高等部に向けて大切にして欲しいことをクイズ形式にして楽しく話をして下さいました。

 後半は、歌やダンス、親子対抗風船バレー大会などで盛り上がりました。

 また、1年生からは素敵な手作りキャンドル、2年生からは染色を施した手提げ袋をプレゼントにもらい卒業生達は感激の様子でした。

 最後は、全員で記念撮影をしました。また、一つ楽しい思い出ができました。

3月4日(火) 中学部トピック

ソチパラリンピックの応援メッセージ!

 

 筑波大学附属学校では、国際平和教育としてのオリンピック教育を推進しています。中高等部では、これまでにも総合的な学習の中でオリンピックを題材に国際理解教育を行ってきました。既に閉会しましたがソチで開催された冬季オリンピックを通して、生徒達はロシアの地理や文化を学んできました。

 3日(月)に行われた中高合同集会では、筑波大学出身の選手を紹介し、応援旗にメッセージを書いたり、記念写真を撮ったりしました。応援メッセージは本校を代表して現地視察に行く根本文雄教諭(高等部主事)がノルディク競技クロスカントリースキーに出場する新田佳浩選手に届ける予定です。

*写真下段右は毎日新聞2014年1月26日朝刊より転載(毎日新聞社許諾済み)

2月28日(火) 中学部トピック

卒業制作「版画」に取り組みました!(その1)

 

 中学部3年生では、2学期に修学旅行で行った三十三間堂の観音様を描き、大塚祭の展示発表をしてきました。その題材を今度は卒業制作として「版画」に挑戦です。

 今回、少しの力で下絵を掘り進められるよう版木はバルサを使用しました。また、失敗のないよう下絵の輪郭にプラスチック粘土をチューブ状にしたもので枠を着けました。生徒達は、鋸を使ってちょうどよい大きさに板を切るところから始めました。続いて下絵をトレーシングペーパーで版木に写し取り、掘る部分がわかるよう黒く塗りました。何度か彫刻刀の使い方を練習した後、いよいよ本番です。慣れない彫刻刀を扱いながら慎重に板を削っていきました。

(その2に続く)

2月25日(火) 中学部トピック

ICTツールの活用について報告します!

 

 中学部では、様々な学習場面でICTツールを活用しています。ICT(Information and Communication Technology)は、「情報教育」、「教科指導におけるICT活用」、「校務の情報化」に分類されており、コンピューターや情報通信ネットワーク(インターネット等)などの情報コミュニケーション技術の総称です(「教育の情報化に関する手引き」文部科学省, H22)。

 本校は、校内に無線LANが整備されており、パソコンやタブレット型端末を使ってインターネットへの接続がどの教室にいても可能な環境になっています。

他に電子黒板やAAC(拡大代替コミュニケーション)機器も活用しています。現在、特別支援教育の現場では、様々なICTの活用がされはじめています。今回のトピックスでは、ICTツールを活用した学習活動について紹介します。

 

 本校の儀式的行事や全校で行われる集会では、全てプレゼンテーションソフトで作成したスライドを使って式次第や歌の歌詞を示したり、写真や動画を活用したりしながら会を進行しています。また、様々なデータは、サーバーの共有フォルダに保存することで全職員が校内のどこにいても文書を開いたり、修正したりすることができます。

(写真左:入学式 写真中央:全校集会 写真右:音楽)

 現在中学部では、各クラスで数台のiPad(miniを含む)とiPod touchを使用しています。全てのタブレット型端末は、校務分掌の「教材教具開発研究」と「情報教育推進委員会」が管理をしています。有償アプリは必要に応じて校費で購入し、それぞれの端末で使用することが可能です。

 今年度、様々な学習活動の目標を達成するための学習支援ツールとしてICT教材を活用してきました。通年取り組んでいる仲間関係を育む「生活」の授業では、言葉を表出すことが難しい生徒が「ねぇ、きいて(2011toriken)」のアプリで作成したシンボルを使って、ゲームの司会進行をしたり(写真上段左と中央)、授業の振り返で、自分が頑張って取り組んだ活動や頑張った友達は誰かについて、シンボルを使って選んだりしました(写真上段右)。言語・数量のグループ学習でも、AACを活用したコミュニケーションを課題とするグループでiPadを媒介にゲーム活動やかるたに取り組みました(写真中段)。この他、教員がiPadで動画や静止画を撮影し、授業の振り返りで生徒の報告に応じて再生することもありました(写真下段)。画像は、タブレット型端末とAppleTVをWi-Fiネットワークで接続し、ストリーミングしています。

 本校に1台設置されているタッチパネル式電子黒板も様々な場面で活用しています。4月に行っている中学部行事のオリエンテーションでは、プレゼンテーションソフトで作成したスライドを使って、1年間の取り組みを学習しました。生徒は、画面をタッチしながら進行したり、クイズに答えたりすることで主体的な学習への参加が見られていました(写真上段)。また、修学旅行や校外学習の事前学習でもパソコンと電子黒板を接続し、生徒がネット検索しながら見学場所を調べる学習も行ってきました(写真下段左と中央)。

 この他に中学部1年生では、仲間関係を育む「生活」の授業において、電子黒板に示された指示を読み上げ、ゲームを進行しました(写真下段右)。

 イラストや写真にプリントされたドットコードを読み取って音を出す音声ペンは、AAC機器として、また調べ学習の教材として役立っています。専用のドットコード編集ソフトとドットコード印刷が可能なプリンターを使って、個々のニーズに応じた音声ペン教材を作成しています。言葉の表出が難しい生徒は、音声ペンを使って朝の会や帰りの会の司会をしたり、教室のドアに掲示されたシンボルを読み取って音声を確認しながら教室移動する学習をしたりしています(写真上段)。また、大妻女子大学の学生と共同で作成した高尾山登山の学習シートは、観察ポイントやコースにタッチすると音声で解説が流れるように工夫されています(写真中段)。この教材は、簡単なドットコード編集の講習を受けるだけで誰でも作成が可能です(写真下段)。

 本校では、今後もICTを活用した教材教具づくりに取り組み、特別支援教育における教育成果を発信していきたいと考えます。

2月20日(木) 中学部トピックス

作業オリエンテーションの報告!

 

 中学部では、2月に次年度に向けた「作業オリエンテーション」を行っています。今年も作業学習の時間を使って4つの作業班を順番に体験しました。

 今回は小学部6年生の1日体験学習も兼ねており、4名の児童と一緒に活動しました。「やきもの班」では、粘土の計量と小皿の成形。「藍染め班」では、縫い絞りや巻き上げ絞り。「スリッパ・タイル班」では、スリッパ生地の裁断やメモクリップづくり。午後には、全員で「園芸班」が行っている伝通院の清掃場所を見学しました。生徒達からは、「来年は○○班がいい!」「私はもう一度○○班をやりたい」など色々な感想がでました。中学部では、生徒の希望を尊重して作業班編成を行っています。来年も「やってみたい!」という気持ちを持って前向きに取り組んでほしいと願っています。

 小学部児童の中学部1日体験では、朝の運動から中学部生徒と同じ活動をしました。先輩達に囲まれて緊張した姿が印象的でしたが「4月からよろしくお願いします」と元気よく挨拶する姿に「待ってるよ!」と笑顔で声を掛けてもらい、ほっとした様子でした。

 2月18日(火)には、中学部3年生が高等部の作業班を見学しました。高等部は、「やきもの班」、「木工班」、高等部3年の「印刷総合班」を展開しています。先輩達が真剣に作業に向かっている姿を見ていい刺激を受けたようでした。

2月14日(金) 中学部トピックス

研究協議会へのご参加ありがとうございました!

 

 本日、第49回知的障害児教育協議会が行われました。

 今日の天気は朝から雪。あいにくの天気の中、大勢の方々にご参加いただき感謝申し上げます。

 午前中は、中学部全体の「サーキット運動」、そして研究協議の対象となる仲間関係を育む「生活」の授業を公開いたしました。いつもと違う雰囲気でも変わらず活動に取り組めた生徒もいれば、緊張して力を発揮できない生徒もいました。いいところもあり、ちょっと反省点もあり、いつも通りの授業をご参観いただけたと思います。

 午後の分科会では、中学部の概要説明の後、各クラスに分かれてポスターセションを行いました。クラス毎、中学部研究の方針にそったテーマを設定する中で有意義な協議がすすめられました。参加していただいた方々からの貴重なご意見を参考に今後の指導にいかしていきたいと思います。

 今回の協議会は全国から200人を超える申し込みがあり、中学部の分科会へは、60名ほどの参加者がありました。皆さん、どうもありがとうございました。

2月13日(木) 中学部トピックス

協議会に参加する皆様へ

 明日の第49回知的障害児教育研究協議会において、中学部の参観を予定されている方にお知らせします。

 中学部では、9時10分から「朝の運動」として取り組んでいる「サーキット(1学期7月2日トピックス参照)」も体育館にて公開いたします。一人一人の生徒が主体的に4つのステーション、計9つの運動に取り組む姿をご参観下さい。

 研究協議の対象となる「生活」のゲーム活動(3学期2月7日トピックス参照)は、中学部の各クラスで行います。本授業は、教室いっぱいに活動を展開するため教室には数名の参観者しか入れません。多くの方々に廊下やベランダから観て頂くことになりますのでご了承ください。ベランダには簡易ビニールハウスを設置し、防寒対策を施しています。しかしながら、このところ寒い日が続いており、明日の天気は雪の予報となっています。暖かい格好でご参観いただくことをおすすめします。なお、参加者全員に使い捨てカイロを配布いたします。

 ご迷惑おかけいたしますがご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2月10日(月)、学部校外学習⑦「音楽鑑賞会」を行いました!

 中学部では、毎年2月の校外学習で音楽鑑賞を行っています。今年度は、大塚祭で「セロ弾きのゴーシュ」を取り上げたことから、「チェロ」にスポットを当て、プロの演奏を聴く体験を通して「チェロ」についての理解をさらに深め、「チェロ」のために書かれた名曲を鑑賞する「チェロコンサート」を企画しました。

 

 会場は今年も文京シビックセンター内の音楽練習室をお借りし、「山猫合奏団(http://ensemble.lince.jp)」の白石准さん(ピアノ)と大島純さん(チェロ)をお招きしました。コンサートでは、カサド作曲「愛の言葉」、サンサーンス作曲「白鳥」などの曲をはじめ、チェロの魅力をたっぷり紹介していただきました。最後は、中学部が授業の中で歌っている「Believe(杉本竜一・作詞作曲)」、「今、咲き誇る花たちよ(小渕健太郎・作詞作曲)」を伴奏していただき、全員で合唱しました。

 今回の鑑賞会では、静かに耳を傾ける生徒、体で音を感じている生徒、リズムをとって楽しむ生徒と様々でした。中学部では、日頃、授業では経験することができない様々な音楽鑑賞の機会を大切にしています。音楽に触れる心地よさ、自分が演奏する楽しさ、素敵な演奏への憧れ、余暇の楽しみなど、一人一人の生徒の心に何かが響いてほしいと願っています。

2月7日(金) 中学部トピックス

 来週14日(金)は、第49回知的障害児教育研究協議会が本校で開催されます。この協議会は本校の運営方針である3つの拠点構想の一つ、「先導的教育拠点」の研究成果を全国に発信する重要な機会です。本年度も全国からの参加申し込みがあり、大勢の方々が中学部の実践を参観していただく予定です。

 これまで全校研究では、「根拠」に基づく実践の追究を目指し、知的障害児教育における教育的ニーズに応じた系統性・柔軟性あるカリキュラム研究をテーマに掲げてきました。

 中学部では、ここ数年、仲間関係を育む授業づくりに取り組んでおり、各クラスが工夫したゲーム活動を行ってきました。どのクラスも生徒達の関わりが深まり、互いに支え合う共同的な学習に発展しています。

 そこで、今回のトピックスでは、各学年が取り組むゲーム活動をご紹介します。

 

 中学部1年生が取り組む「ボックスタワーゲーム」は、様々な大きさや形のある箱を積み上げ、その数を競うゲームです。箱の種類や順序を工夫してより多くの個数を積んだり、タイミングを合わせて得点を数えたりしながら、互いの役割を意識してゲームに参加できることをねらいます。

【単元目標】

①【仲間意識】友達に対しあたたかい関わり(賞賛や励まし)をしたり、応じたりすることができる。

②【ルール理解】勝敗を意識したり、工夫したりすることができる。

③【役割】自分や友達と役割に主体的に取り組み、ゲームを進行することができる。

④【振り返り】自分のしたことや気持ちを表現することができる。

 中学部2年生が取り組む「フライングディスクゲーム」は、3人1組のチーム対抗 でゴールに投げ入れたディスクの数を競うゲームです。仲間への応援や励ましをしたり、一人一人が役割を持ってゲームを進行したりしながら、チームの友達と 協力してゲームに参加できることをねらいます。

【単元目標】

①【仲間意識】友達を応援し、良いところを見つける。

②【ルール理解】ルールを守って参加する。

③【役割】自分の役割を務めながらゲームに取り組む。

④【振り返り】自他を振り返り、発表する。

 中学部3年生が取り組む「フライングゲットゲーム」は、9つのフープをつなげたターゲットをねらい、ディスクを投げ入れた数を競うゲームです。一人一人が役割を持ち、生徒だけで協力してゲームを進行する中で、仲間と支え合いながら活動に参加できることをねらいます。

【単元目標】

①【仲間意識】友達と協力し、励まし合いながらゲームに取り組む。

②【ルール理解】ルールを守ってゲームを楽しむ。

③【役割】集団の中で、自他の役割を意識してゲームに取り組む。

④【振り返り】自分や友達の活動を振り返り、良いところに気づいて伝える。

 中学部では、「生活」で行うゲーム活動に限らず、様々な学習活動に「役割」と「振り返り」の機会を設定しています。その一例と実際に活用している学習支援ツールを紹介します。

「グッドポイント」:個々の主体的な活動を支援する評価ツール

 生徒が積極的に係活動や学習に参加する姿が見られた時、教員が「グッドポイント」としてシールを与えています。生徒はそのシールを上着の胸に貼って学習に参加し、授業終了後は教室に掲示されたポイントシートに貼っていくという手続きを行っています。

 「グリーンポイント」:仲間関係の促進を支援する評価ツール

 生徒が友達へのあたたかい言葉掛けや応援、援助などを行う姿が見られた時、「グリーンポイント」としてシールを与えています。その先の手続きは「グッドポイント」と同様です。

 これらの取り組みは、ポイントがいくつ貯まるかという目標を設定して友達と数を競うものではなく、教員から褒められた数だけポイントシールとして形に残し、授業の振り返りの際、個人の頑張りを教員や友達などの他者に評価してもらうために活用しています。

 こうした友達同士で互いに認め合う経験の積み重ねは、主体的な活動参加や友達への関わりの動機を高め、教員に支えられるのではなく友達に支えられることによって参加する共同的な学習が可能になると考えています。

1月31日(金) 中学部トピックス

1月24日(金)

 今年度7回目の校外学習は、毎年恒例のボウリング大会を東京ドームボウリングセンターで行いました。

 6月に高尾山登山が雨天で中止になり、この会場でボウリングを行っているので、生徒達は今年2回目です。今回は、優勝できなかったクラスがリベンジをかけ、一投一投に気迫のこもる大熱戦を繰り広げました。会場ではノンガーターレーンを使用しているため誰でもピンを倒せます。ストレートでピンを倒す生徒がいれば、ビリヤードのように角度をつけながら(?)投げる生徒もいました。また、球を投げることが難しい生徒は、専用スロープを使って転がしました。スペアやストライクをとるたびに生徒達は大喜び、クラスを越えてみんなで盛り上がりました。

 一人2ゲーム行い、クラス合計のスコアからアベレージを計算。結果は、僅差で中1が優勝しました。今回は5位までの個人賞を表彰し、優勝は中3のTくん。なんと1ゲーム120を越える高スコアでした。みんな「すごい!」「いいなあ」と憧れの眼差しで見ていました。個人賞とは別にストライク賞、スペア賞、ナイスプレー賞が全員に授与され、手作りのメダルを持ち帰りました。

1月27日(月) 中学部トピックス

3学期に中学部合同で行っている「体育」を紹介します!

 3学期の体育では、以下3つの題材を扱っています。

  • 色々な身体の使い方Ⅲ「跳び方」:基本的な跳び方を身につける。
  • リラクゼーション「力を抜く」「マッサージ」:身体の力を抜いて、リラックスする。
  • ゲームⅢ「風船ゴルフ」:道具を用いて簡単なルールのあるゲームに取り組み、友だち同士で励ましたり、応援したりする。

 

 「跳び方」では、跳躍のレベルに応じて短縄跳びと長縄跳びに取り組んでいます。短縄跳びの生徒達は、教師の手拍子に合わせて跳んだり、リレー形式で走り跳びの競争をしたりしました。長縄跳びの生徒達は、長縄の高さを変えながらまたぐ練習を繰り返し行いました。

 「風船ゴルフ」では、新聞紙を十字に巻き付けた風船をユニホック用のスティック で打つ練習をしています。風船は生徒にとって打ちやすく、新聞を巻き付けることで強く打っても割れないよう工夫されています。生徒達は、「1(構える)、 2(引く)、3(打つ)」の合図に合わせて力強く打ち込んでいました。

練習の後は、クラス対抗のゲームを行い、ゼッケン番号順にユニホック用のゴールを 使ってホールインをねらいました。中学部の生徒達は、クラス対抗のゲームになると日頃から育んできた支え合う関係の中でチームワークを発揮します。どのク ラスも勝敗に関係なくホールインした生徒に駆け寄り喜び合う生徒達の姿がみられました。

 21日(水)には、中学部で教育実習をしている筑波大学の学生がラクロスの紹介 をしてくれました。ラクロスの用具を見るのが初めての生徒達は、とても興味を持ち、希望者数名がスティックを使ってボールを投げたり受けたりしました。手 でボールを取ることに慣れている生徒達は、スティックの扱い方が難しく、感覚がつかめません。それでも見事キャッチすると大歓声がわき起こっていました。

1月21日(火) 中学部トピックス

スキー合宿 活動班の報告! 

 週明けの月曜日、疲れが残っている生徒もいるようでしたがどのクラスもスキー合宿の話題で盛り上げっていました。午前中、中高生徒全員で用具の片付けをした後、クラスごとにVTRを観ました。みんな自分が滑っている様子を観ながら大興奮。お互いに褒め合う姿もみられていました。

 

 今回のトピックスでは活動班の様子を紹介します。

 そり滑りとスキー歩行が目標のA班では、そり専用の斜面に設置されている動く歩道を使って滑りました。50mほどの斜面の下から見る景色と上から見る景色とでは別世界。天気も良かったこの2日間、遠くの山々まで見渡せるすばらしい景色を眺めながらそりに乗りました。とは言うものの、斜面の上から見下ろすその高度感から「怖い!」と腰が引けてしまう生徒がいました。始めは教員と一緒に滑り、徐々に一人で滑れるようにしていきました。意外とバランスをとるのが難しいそり滑りですが、横に逸れたり転んだりを繰り返しながら上手に滑れるようになりました。A班では、2日目にスキーブーツを履き、板をつけて歩行の練習もしました。一人で歩くことができればB班です。来年は斜面の滑走を目指したいですね。

 スキーの板を付けた歩行練習と斜面の滑走が目標のB班 では、初日の午前中はそり遊びをしました。黙々と動く歩道に乗って滑る生徒や友達と一緒に滑る生徒がいて思い思いに楽しむ様子がみられました。勢い余って コースを飛び出し、ネットに救われる生徒もいたとかいないとか。2日目は、初級者向けのゲレンデの一部を貸し切りにした斜面に人工芝の歩道を設置して練習 をしました。スキーの板を抱え、人工芝の斜面を一人で登る生徒達ですが、思うように歩けず大苦戦。それでも緩斜面での滑走はそり滑りよりも楽しい様子。あ ちこちで歓声が聞こえてきました。プルーク姿勢を保ちながら制動することができればC班です。目指せリフト!

 リフトに乗って初級斜面のコースを滑ることが目標のC・D班 では、プルーク姿勢を保ちながら滑走し、開閉器やロープの補助なく一人で滑ることを目指します。初日は、スキー板を付けて人工芝の歩道を横歩きしながら斜 面を登り、制動の練習を繰り返しました。ここでは、スピードの出過ぎや止まれの合図が出た時にしっかりプルーク姿勢をとることが目標です。みんな板を付け ての横歩きに苦戦していましたが黙々と斜面を登って制動の練習をしました。そして、いよいよ2日目は、リフトに乗って初級斜面の滑走です。始めはプルーク 姿勢を保つ開閉器を板に付け、ロープで補助してもらいながら滑走していましたが、慣れてきた生徒は、開閉器とロープの補助なしに滑走できるようになりまし た。左右に体重移動をしながらターンができれば来年はE班です!

 

 ターンの練習を繰り返し、プルークボーゲンでの滑走が目標のE・F班 では、初日に制動の練習をした後、すぐにリフトに乗って初級斜面のコースに出て行きました。教員が先導しながら1列になってボーゲンを練習し、左右交互に 体重をのせ、エッジを効かせてターンする動きを繰り返し練習しました。前の人の軌跡を追って滑るのが難しく、時々列から外れる生徒もいたようですが、2日 目の午後には、列が乱れず、少しずつ弧を描きながら滑走できるようになりました。中学部では、全長2キロのコースを滑走するF班の生徒がいませんでしたが、高等部の生徒の滑りに「すごい!」「かっこいい!」と尊敬の眼差しで見ていました。

 初日の夜は、全ての班でミーティンを行いました。A・B班では、VTRを 使ってそり滑りをする自分の姿を見たり、その他の班では、一人一人の滑りの課題を確認したりしながら振り返りを行いました。2日目の夜は、雪上レクリエー ションを行いました。雪国の夜は寒く、尾瀬岩鞍スキー場では、氷点下10度まで下がることがあるそうです。スキー合宿では、こうした厳しい冬の自然を知る ことも貴重な経験と考えています。幸い、この日は雲の隙間から月が見える穏やかな夜の天気。しかも無風だったので、寒さを感じることなくレクリエーション ができました。毎年恒例の宝探しゲームでは、男女混合のチームに分かれ、雪の中に隠されたカラーボールを探しました。優勝チームには賞品があると聞いて、 どのチームも必死です。80個のカラーボールはあっという間に掘り出されました。続いて大きな雪玉をそりの上に乗せてリレーをしました。早く走りすぎた り、勢い良くコーンを回ってきたりすると雪玉は落ちてしまいます。ここでは慌てず慎重にそりを引いたチームが勝ちました。

 3日目の午前中は、検定結果の発表です。校長先生から一人一人に認定証が授与されました。昨年よりも級が上がった生徒がいれば、同じ級だった生徒もいましたが、認定証を受けとるたびにどの生徒も大喜びでした。

 今年のスキー合宿で印象的だったのは、積極的 にそり滑りやスキーをする生徒達の姿です。寒さも吹き飛ぶ勢いで何度も何度も斜面を登ったり、リフトに乗ったりして練習する生徒がたくさんいました。中に は来年まで待てないという生徒もいました。その気持ちを持ち続け、6年間の経験が将来の余暇活動につながっていくことを願っています。

1月17日(金) 中学部トピックス

スキー合宿に行ってきました!

 本日、群馬県片品村尾瀬岩鞍スキー場で行われていたスキー合宿から帰ってきました。今年は三日間ともに天候に恵まれ、ゲレンデも最高の雪質。生徒たちは時間を忘れてそり滑りやスキーの練習をしました。

 3日目の午前中には、認定証授与式が行われ、校長先生から認定証を受け取りました。昨年よりも級が上がってどの生徒も喜ぶ姿が見られました。「楽しかった!」「来年は○級をとれるように頑張ります!」生徒達は来年も楽しみにしているようです。(つづく)

1月14日(火) 中学部トピックス

 明日からスキー合宿!

 いよいよ待ちに待ったスキー合宿がはじまります。10日(金)には、活動班ごとに最後の練習を行いました。今年は生徒の滑走レベルに応じて6つの活動班に分かれます。A班とB班は雪上でのレクリエーションを中心に活動しますが、スキーブーツを履いたり、板を付けたりした歩行練習も行います。C班とD班は開閉器を使った制動の練習を中心に行い、2日目からリフトに乗って滑走します。E班とF班はプルークボーゲンで斜面の状況に応じて滑る練習を中心に行い、2kmを超えるロングコースの滑走に挑戦します。最終日には練習の成果を評価し、7級から特級までの認定証が授与されます。

 

 中高スキー合宿は、昭和53年から実施しており、今年で35回目になる伝統的な行事の一つです。様々な生活経験を通して社会に参加するために必要な力を身につけることを目指す本校では、雪国での厳しい自然に触れることも貴重な経験と考えています。また、将来、生涯スポーツとして社会参加することも障害のある子ども達にとって大切にしたい私たちの願いです。

1月8日(木) 中学部トピックス

 いよいよ3学期のスタートです。

 7日(水)に行われた始業式では、藤原校長より冬の季節の過ごし方や3学期の行事について話がありました。生徒達は、スクリーンに映されたスライドを見ながらわくわくした表情で聞いていました。3学期は、来週15日から行われる中学部・高等部スキー合宿、中学部ボウリング大会(校外学習)、クラス校外学習などが予定されています。今、生徒達の関心はなんと言ってもスキー!教室や廊下、どこに行ってもその話題でもりきりです。

 2月14日(金)には、公開研究協議会が行われます。中学部では、4月から取り組んできた仲間関係を育む授業を公開します。生徒同士のかかわりが深まり、支え合いながら主体的に活動に参加する姿を参観者の方々にみていただきたいと思います。

 8日(木)、各クラスで毎年恒例の書き初めをしました。自分で考えた言葉を半紙いっぱいに力強く書く生徒がいれば、緊張してなかなか筆を下ろせずに何度も書き直す生徒もいました。中学部の掲示板には、描画をはじめこうした作品を廊下に掲示しています。作品の他にも生徒達が「生活」の授業で学習したものを掲示しています。今回は、その賑やかな掲示物をご紹介しましょう。

12月24日(金) 中学部トピックス

 12月20日(金)、2学期終業式が行われました。

 下校後には恒例のPTAお楽しみ会が開催され、中学部の生徒と保護者有志が親子お揃いの中学部「Believe」Tシャツを着て「JOY」を踊りました。今年は、これまでになく大勢のエントリーがあり、楽しく盛り上がりました。

 この2学期、生徒達は様々な行事を通して日頃経験することのない活動にチャレンジしてきました。1年生は中学部の生活にすっかりとけ込み、のびのびと生活する姿がみられました。2年生は、全ての経験が2回目ということもあり、自信をもって活動に参加する姿が印象的でした。そして3年生は、最上級生としての自覚をもち、リーダーの役割を発揮してくれました。この経験は必ずや3学期、そして次年度につながるとことでしょう。これまで中学部教育へのご理解とご支援をいただいた保護者の皆様には心から感謝申し上げます。3学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、大塚祭を終えた翌週の11月28日から3学期最大のイベントであるスキー合宿の取り組みが始まりました。生徒達は既に、自分の体に合ったスキー靴や板を選び、靴や板の履き方、手袋や防寒着の着用の仕方、そしてスキー靴を履いて歩く練習や板をつけて歩く練習を行ってきました。重くて大きな靴、慣れない体の動きに戸惑う生徒がいたり、逆にそれを楽しむ生徒がいたりと様々です。 

 スキー合宿では、中学部1年生から高等部3年生までの6学年を縦割りにして活動班と生活班に分かれます。高等部の生徒が中心となってそれぞれの班をまとめ、先輩は後輩の面倒をみるよい機会となっています。生徒達は、スキー以外にも友達や先輩との宿泊を楽しみにしているようです。

12月17日(火) 中学部トピックス

 12月13日(金)、今年度2回目となる研究授業を行いました。中学部では、1学期から仲間関係を育む授業づくりに取り組んでおり、生徒の興味・関心に基づいたゲーム活動を題材にした授業を展開しています。今回の授業は、1学期に行われた研究授業や部内のビデオ検討会での協議をもとに改善した授業です。1年生は、様々な形の箱を積み上げて数を競う「ボックスタワーゲーム」、2・3年生は、フライングディスクを使って点数を競うゲームをチーム戦で取り組んでいます。今回、新たに個々の主体的な活動を促進するツールとして「グッドポイント」を中学部全体で導入し、仲間関係を促進する「グリーンカード」と併せて、生徒の活動への評価を視覚的に示すことや、評価を受けた結果を形に残す取り組みをしています。

 中学部では、ゲーム活動における「役割」と「振り返り」の設定が仲間関係を育む上で重要だと考えています。中でも生徒全員で分担する役割活動と活動の目標に向けて互いの動きを調整しながら協同で行う役割活動を大切にしています。例えば、前者は一人一役のゲーム進行、後者は得点をカウントする人と記録する人をペアで行うなどの協同活動です。また、「振り返り」の活動も各クラスが様々な工夫をしています。生徒は自分の感想だけではなく、友達のよかったところを発表し合う中で、徐々に友達の様子を観察できるようになりました。また、お互いに褒め合う機会を設定することで友だちの期待に応えたり、自信をもって主体的に活動したりする様子もみられるようになってきました。

 

 各クラスICT(情報通信技術)教材を駆使し、多機能タブレット、電子黒板、音声ペンなどを使って生徒が司会進行をしたり、多機能タブレットを使って撮影した動画を無線でモニターに接続し、生徒の活動の振り返りに活用したりしています。

 これらの取り組みによって、生徒達は活動への意欲が高まり、積極的にゲーム参加する様子がみられています。また、仲間意識も高まり、互いに支え合ってゲームに参加できるようになってきました。2月に行われる公開研究会では、さらによりよい授業が展開できることを願っています。

*写真は12月11日(水)の授業です。

 午後の研究協議では、各クラスでポスターセッションが行われました。参観した教員は「集団活動」「仲間意識」「役割」「振り返り」の4つの柱にそって意見を付箋に書き、授業者と意見交換をしました。

 

12月13日(金) 中学部トピックス

 12月6日(金)、今年度最後となる高尾山登山がありました。空気の澄んだこの時期は天気がよければ山頂からスカイツリーや富士山をみることができます。この日は、雲一つない快晴で、新宿駅に集合した生徒達は期待に胸を躍らせていました。

 今回は最後の登山ということもあり、多くの生徒がステップアップしたコースに挑戦しました。サマーキャンプの北横岳(八ヶ岳)登山で自信をつけた生徒達は、稲荷山コースへ。全長3.1キロ、急な上り坂や足場の悪い道を歩きました。最後は223段の階段を登りきって山頂に到着。らくらくグループとのんびりグループに分かれ、それぞれ心地よい汗を流しながら登りきることができました。1号路コースに挑戦した生徒は、前回時間がなく山頂を目指すことができませんでしたが、今回は励まし合いながらお昼までに登頂。頑張って歩いた後のお弁当はとてもおいしかったようです。今回は、ケーブルコースの生徒も含め、全員が山頂まで登ることができました。山頂からの眺望がすばらしく、真っ白な雪を被った富士山がとてもきれいでした。残念ながらスカイツリーは見えませんでしたが晩秋の高尾山はところどころで紅葉が残っており、季節を感じながらの楽しい登山となりました。

 中学部では、年間5回の高尾山登山を行っています。ここでの目的は体力の増進や運動機能の向上だけではなく、自信を持って主体的に目標に向かう力や仲間同士で励まし合い、助け合う力を育むことを目指しています。これからの生徒の成長が楽しみです。

12月10日(火) 中学部トピックス

 12月6日(金)と9日(月)の2日間、JICAアフリカ研修生が来校しました。9日(月)は、合同朝会で研修生を迎える集会があり、アフリカのダンスを鑑賞したり、一緒に踊ったりしました。4月からアフリカの音楽に親しんできた生徒達は、音楽が流れると自然に体が動き、リズムよくステップを踏んでいました。大塚特別支援学校からは、これまで取り組んできた「ケレママ」という踊りを披露し、アフリカの研修生と一緒に大塚の大地(?)に響く魂の踊り(S先生談)で会場を盛り上げました。「ケレママ」とは、母なる大地、自然、そして全ての恵みに感謝する意味が込められているそうです。「火」「水」「土」「動物」などをイメージした様々な動きで表現し、曲の合間には、「ジャンボ・アサンテ・クワヘリ」と声を合わせました。これは、スワヒリ語で「こんにちは・ありがとうございます・さようなら」を意味します。生徒は、JICAアフリカ研修生との交流を通してことばなどの文化や自然などについても学習してきました。

 午前の授業参観後は、全クラスが研修生と給食をとりました。英語の挨拶や自己紹介を勉強してきた生徒達は、自信をもって名前や好きなものを伝えていました。昼休みには、一緒に日本の曲でダンスを踊ったり、紙飛行機を飛ばして遊んだりしました。言葉が通じなくても互いに楽しい時間を過ごしました。午後は、部集会を参観していただき、仲間関係を育む学習として取り組んでいる風船バレーを紹介しました。後半、大塚中学部とアフリカ研修生が対戦し、2対0で大塚が勝利しました。直径60センチの大きな風船の扱いに苦戦した研修生でしたが、生徒達とのレクリエーション交流を楽しんだようでした。中学部の教室からはしばらくの間、「ジャンボ!」という挨拶が聞こえてきそうです。

11月26日(火) 中学部トピックス

 先週23日(土)、大塚祭が行われました。午前中は、9月から練習を重ねてきた劇「セロ弾きのゴーシュ」の舞台発表をしました。

 この物語は主人公のゴーシュが動物達や楽団の仲間に支えられながら成長する物語です。それぞれの役を演じる生徒達は、いつしかゴーシュの物語を超え、主人公のTくんと15人の仲間達が互いを認め合い、支え合う中で一人ひとりが成長する中学部の物語にオーバーラップしていきました。最後にゴーシュが「みんなありがとう」という台詞や「よかったよ」という仲間の台詞は、演技ではなく他者への温かい気持ちが込められていました。単なる台詞ではない心のこもったことばとして。

 実はこれまでの練習では、緊張やプレッシャーに押しつぶされそうになり体調を崩したり、学校に来られなくなったりした生徒がいました。それでも、仲間に支えられながら最後まで精一杯の演技をした生徒達、そして仲間を信じ、励まし合いながら練習に取り組んできた生徒達に心から「よかったよ」と言いたいです。この経験は、必ずやこれからの社会生活にいかされると思います。「セロ弾きのゴーシュ」のステージは、決して演じることがゴールではなく、発表の過程を通して16人がゴーシュと共に成長し、仲間の絆を深めるためのステージだったことを実感しました。

 大塚祭が終った翌週、音楽の時間に本番の映像を観て振り返りの学習をしました。全員が「自分のよかったこと、頑張ったこと」そして「友達のよかったこと、頑張ったこと」を発表し合いました。驚いたのは一人ひとりの生徒が堂々と自分のパートでうまくやれたことと、友達のよかったところを発表できたことです。友達に指名されて褒められた生徒は素直に喜び、周りの生徒も拍手を送って称賛していました。そんな中、ゴーシュ役のTくんは、「頑張った人は、みんなです」と答えた時には思わず胸が熱くなりました。

 大塚祭の午後は、大勢の参観者があり、3年生のたこ焼き屋が大盛況でした。2年生のポスター発表「セロ弾きのゴーシュの謎にせまる!」では、ステージ発表の疲れもあり本領発揮といかなかったようですが、これまでの取り組みはすばらしかったです。1年生が作ったゴーシュのコリントゲームも大人気。沢山の人が記録に挑みました。作業製品の頒布もおかげさまで大成功。思い出に残る大塚祭でした。

11月22日(金) 中学部トピックス

 大塚祭の本番を明日に控え、ステージ発表に向けた練習も最終調整です。19日の予行練習後、音楽の時間には全員でVTRを視聴し、自分のよかったところ、そして友達がよかったところを発表し合いました。また、「ゴーシュの達人クイズコーナー」では、登場人物の気持ちを考えたり、自分だったらどんな気持ちになるかを発表しあったりしました。その後の練習では、回を重ねるたびに互いの演技を褒め合う姿が見られるようになり、まさに「音楽や劇活動を通じた仲間関係を育む学習」の場となっていました。見せ場の一つ、ゴーシュの演奏が楽長に褒められ、楽団の仲間から「よかったよ」と言われる場面では、演技を超えて中学部全員の気持ちが一つになる場面となっています。発表することが単なる生徒達のゴールはなく、発表に向けた練習の積み重ねを通して、生徒一人一人が力を発揮しながら成長し、共に活動することによって集団が成熟していくことこそ、学校行事の本当のゴールではないでしょうか。

 大塚祭の午後は、各クラスが作品展示や模擬店に取り組みます。各クラスで造形作品を展示する中、1年生の教室では、中学部の作業製品頒布、2年生の教室では、「ゴーシュの謎にせまる!」ポスター発表、3年生の教室では、たこ焼き販売を行います。今回は、2年生が生活単元学習で取組んでいる「セロ弾きのゴーシュ」の調べ学習の様子をお伝えします。
 2年生が調べた内容は、1)「セロ弾きのゴーシュ」の物語について。2)セロの楽器について。3)宮沢賢治について。4)アンケート調査。以上の4つです。アンケート調査では、セロの弓はどんな動物の毛か、セロの楽器はどれかなど、調査結果に基づいて生徒自身がクイズを作りました。調べた内容をポスターに書き、当日は全員で発表します。

 1年生は造形で友達の絵を描き、全員の自己紹介ポスターを作りました。日頃自分の絵を描くことが多い生徒達ですが、お互いの顔を描くことが新鮮だったようです。数日前、郵便局へ校外歩行に出かけた帰り道、小石川後楽園に寄った生徒達は、紅葉した木々に魅せられ、秋をモチーフにした看板を作りました。

11月15日(金) 中学部トピックス

 11月6日から大塚祭のステージ発表に向けた特別日課が始まりました。今年の中学部は、前期の「音楽」の授業や様々な行事(運動会や附属高校との文化祭交流など)での学習成果を取り入れた形で、音楽劇「セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治 原作)」を発表します。

 ストーリーは、町の金星音楽楽団(オーケストラ)で、セロ(チェロ)があまり上手ではなかった主人公のゴーシュが、毎晩訪ねてくる動物(ねこ、かっこう、たぬき、ねずみ)に教えられたり、仲間の楽団員に支えられたりしながら成長していく物語です。

 中学部ではこの劇を、主人公のゴーシュと楽長、それに、ねこ、かっこう、たぬき、ねずみの動物チームに分かれ、最後は全員が音楽団の楽団員になり、合奏をする形に構成し、中学部で大切にしている「仲間との協同や協力」、「主体的に学習に向かう力」、「音楽や劇活動を通じて表現する力」を育てることを目標に取組んでいます。

 8日(金)には、アマチュアのセリストをお招きし、本物のセロの音色を聴いたり、実際に弾いてみたりする学習を行いました。生徒達はセロにとても興味を示し、「セロは何で作られているのか」、「どうしてセロが好きなのか」などの質問をしていました。セロを弾いた生徒は「とても音がきれいだった」、「私も楽団員になってセロを弾きたい」という感想を発表していました。

 中学部はいま、「セロ弾きのゴーシュ」の練習に夢中!

 日々の練習を重ねるたびに台詞や動きに磨きがかかり、仕上がりは上々です。14日(木)には、衣装を着て練習をしました。今回の衣装は、中学部の「Believe」Tシャツをパート毎に着用し、ねこ、かっこう、たぬき、ねずみに扮します。来週火曜日の予行練習では、どんなステージ発表を見せてくれるか楽しみです。

11月8日(金) 中学部トピックス

 中学部3年生「造形」の学習を紹介します。
 中学部では、大塚祭作品展示に向けた制作活動に取り組んでいいます。3年生は修学旅行の思い出を作品にすることになり、大阪USJで一緒に記念写真を撮ったスパイダーマンの制作を行いました。大胆な提案により等身大のフィギアが糸を飛ばす姿をイメージし、立体的でとてもダイナミックな作品が完成しました。生徒達は、丸めた新聞紙を人形のタイツに詰め、ポスターカラーで色を塗りました。展示ボードに貼付け、クモの巣の絵を飾って完成!スパイダーマンが空を舞いながら糸を飛ばす様子が見事に表現されたすばらしい作品です。生徒達もスパイダーマンになりきり、もうしばらく修学旅行の話題が続きそうです。

10月29日(火) 中学部トピックス

 中学部「体育」の学習を紹介します。
 10月から学部「体育」では、フライングディスクに取組んでいます。「1、2、3」の掛け声に合わせた投動作の練習から始め、最後はクラス対抗のゲームで点数を競っています。毎回白熱したゲームとなり、みんな真剣にディクスを投げていました。
 中学部の「体育」は、休憩をはさんで2部構成で行っています。前半はマラソンやJPクッションを使った姿勢保持、後ろ歩き、横歩きなどの様々な動きに取組み、後半にフライングディスクを行っています。後半は学期毎に様々な運動の単元を計画しており、3学期は風船ゴルフを計画しています。

10月25日(火)中学部トピックス

 中学部1年生「家庭」の学習を紹介します。
単元「花ふきんをつくろう」では、自分の描いたデザインをもとに、波縫いの刺繍に取組んでいます。針を深く刺して重なっている布地を合わせて縫うのは意外に難しく、みんな苦労した様子ですがとても素敵な作品が出来上がりました。生徒がデザインした絵は、「ちっさいおっさん(ゆるキャラ)」「キティー」「お花とハート」「くだもの」。作品は11月の大塚祭で展示する予定です。たくさんの参観者の方に見てもらいたいですね。

10月22日(火)中学部トピックス

 10月20日(日)本校PTA主催のバザーで作業製品の頒布をしました。中学部の園芸班、焼き物班、スリッパ・タイル班、藍染め班が心を込めて作った製品の数々を沢山のお客さんに買っていただきました。作業班の主な製品は、以下の通りです。
園芸班/花の鉢(やきもの班とコラボ) 焼き物班/小皿、醤油皿、湯呑み、そばちょこ スリッパ・タイル班/スリッパ、メモクリップ(高等部木工班コラボ)、コースター、なべしき、写真立て 藍染め班/タオルハンカチ、バンダナ、手ぬぐい、Tシャツ、エコバック、トートバック、ティッシュケース
 製品の頒布では、接客、袋詰め、会計と役割分担をして行いました。生徒達は大きな声で呼び込みをしたり、丁寧に接客したりしながら製品の頒布をしていました。
 当日は、中学部お揃いの「Believe」Tシャツを着てバザーに参加しました。生徒達は、揃いのTシャツを着ることで学部の一体感が得られた様子で、いつもに増してまとまりが見られていました。

10月18日(金)中学部トピックス

 10月17日(木)駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催された第57回東京都特別支援学校・特別支援学級設置学校総合体育大会(陸上競技大会)に中学部生徒が出場しました。  出場した生徒の全員がこれまでの練習成果を発揮し、すばらしい走りを見せてくれました。個人の記録を縮めただけでなく、1年女子100m、2年女子100m、3年男子200mに出場した3名の生徒は、大会記録を残すことができました。また、400mリレーでは男女共に特別支援学校の部第1位と大健闘でした。  今年の大会では、昨年度途中であきらめてしまったり、力を出し切れなかったりした生徒が力強い走りをしていました。また、昨年50m走に出場した生徒が今年は100mに挑戦するなど、どの生徒も自分の目標を高くして挑み、しっかりと結果を残していました。大きな競技場、他校の選手との競争、みんなの応援といった緊張感ある雰囲気の中、生徒達はとてもよく頑張っていました。3年生は最後の大会でしたが、この経験で得た自信を今後の生活にいかしてほしいと思います。そして、1、2年生は、来年の大会に向け、目標を持って日頃の運動に取組んでほしいと思います。

10月15日(火)中学部トピックス

 中学部では10月17日(木)に開催される第57回東京都特別支援学校・特別支援学級設置学校総合体育大会(陸上競技大会)への出場に向けた練習に取り組んでいます。

 先週11日(金)には、東京都障害者スポーツセンター(北区十条)の陸上競技トラックを使った練習を行いました。クレートラックは学校の校庭よりも走りやすく、生徒達も練習を重ねるたびにベスト記録を更新していました。今年エントリーした種目は、50m走、100m走、200m走、そして男女400m×4リレーです。日頃経験することのない緊張感の中で持てる力を十分に発揮してほしいと願っています。

10月8日(火)中学部トピックス

修学旅行報告第3弾「大阪城・道頓堀編やで!」

 9月27日(金)3日目の朝、空はすがすがしい快晴。ユニバーサルスタジオジャパンで遊んだ疲れもなくいよいよ最終日。子ども達もワクワクです。慌ただしく荷物を整理し、部屋の片付けを済ませてホテル最後の食事に向かいました。バイキングで好きな物を食べておなか満腹、こころは満足、ウキウキ気分で列車に乗りました。

 大阪城公園駅までは電車を乗り継ぎ、おおよそ1キロほどの道のりを楽しく話をしながら歩いた一行。突然現れた大阪城天守閣に思わず「あ!大阪城だ!」と叫んでいました。真っ青の空に白壁が映え、金色の鯱がまぶしく輝く大阪城。その大きさと豪華さに生徒達も驚いていました。

 城内では、戦国武将の兜と陣羽織の試着体験に大興奮。豊臣秀吉、真田幸村、加藤清正などの武将になりきって記念写真を撮りました。一番強そうな生徒は誰だったでしょう。

 「通天閣が見えますよ」、「スカイツリーは見えますかね」、「・・・そうね、無理じゃない?」、天守閣からの景色をみんなで楽しみ大阪城を後にしました。

 大阪最後のお楽しみは道頓堀散策とたこ焼き体験。賑やかなえびす橋では、おなじみグリコの看板をバックに記念写真。かにやふぐなどの立体的な看板に圧倒されながら、めざす「たこ昌」に向かいました。

 たこ昌では、プロパンガスを使った本格的な鉄板でたこ焼き作りを体験です。心地よい大阪弁の片上さんがやさしく生徒達に教えてくれました。「ここをこうしてやな、クルッとしてみぃ」「ちゃうちゃう、こうや」「そや、そや」、そんなこんなで鉄板を囲みながらわいわい楽しくたこ焼きが完成。自分たちで作ったたこ焼きの味は格別だったようです。熱い熱いと言いながらもみんなペロリと食べました。片上さんありがとう!

 さて、楽しい思い出を沢山お土産にできた一行は、伊丹空港に向かいました。飛行機は新幹線と違って離着陸の際のきまりがあります。シートベルトをすることや携帯電話の電源を切ることなど、生徒達にとっても勉強になったようです。離陸の際に飛行機が上下に揺れ、驚いた生徒がいましたが、ほとんどの生徒が外の景色を眺めたり、イヤホンで音楽を聴いたりして楽しんでいました。天気がよかったので上空からは富士山や大島がはっきりと見えました。あっと言う間のフライトでしたが一人ひとりにとっていい経験だったようです。

 クラスの仲間を意識して集団行動をとる生徒の姿に成長を感じた3日間。6人全員の笑顔が見れたいい修学旅行でした。

10月4日(金) 中学部トピックス

修学旅行報告第2弾「大阪編やで!」

 9月26日(木)2日目の朝、雲一つない快晴。待ちに待ったユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の観光です。宿泊したホテル京阪ユニバーサルはUSJゲートの目と鼻の先。朝食をとった一行はワクワクしながらゲートに向かいました。 パークの装飾はハロウィン一色。お揃いの衣装を着て歩く人。魔女の格好をした人、などなど、仮装するゲストも大勢いました。まず、みんなが向かったのは「セサミストリート4-Dマジック」。立体映像で飛び出すエルモやクッキーモンスター。水しぶきや風といった演出に驚き、4-Dならではの臨場感にみんな大興奮でした。続いて向かったのはなんと「ターミネーター2:3-D」。スクリーンのヒーローが突如ステージに出現!映像と現実の境界がないリアルさに度肝を抜かれました。生徒達にとってはちょっとした冒険でしたね。

 ここで2つのグループに分かれ「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」と「フライング・スヌーピー」に向かいました。スパイダーマンでは、体験したことのない予測不能な乗り物の動きや映像にTさん真っ青。それでも念願かなって大喜びでした。スヌーピーと一緒に優雅な空の旅をしたグループはルンルン気分で昼食場所に向かいました。場所は和食の「彩道saido」、おいしいうどんを食べながらそれぞれの話で盛り上がりました。

 合流した一行、続いてはサメが群がる海への航海「ジョーズ」。巨大なサメの襲来、爆発、そして炎上、船上は大パニック!怖い怖いと悲鳴をあげていたSさんでしたが、終ってみると「もう一回乗る!」と大満足でした。  怖い思いをした後はパレードの見学。賑やかな音楽にノリノリのHさん。華やかなダンサーに笑顔で手を振っていました。

 パレードの後は、温暖化が進んだ近未来の海上アドベンチャー「ウォーターワールド」へ。迫力あるモーターボートや水上バイクの滑走にハラハラドキドキ。10数メートルもある鉄塔から悪者が火だるまになって海に落ちたり、爆発した飛行機が飛び込んで来たりと海上ステージでの演出は大迫力!「怖かった〜でも楽しかった〜」というみんなの感想でした。

 この期間中、仮装してパレードに参加できるイベントがあったためパーク内を歩く人たちの中には思い思いの衣装を着ている人たちがいました。その情報を事前にリサーチした生徒達は、負けじと仮装して歩きました。

 たくさんのアトラクションで楽しんだ生徒達、この日の夕食はホテルではなくてパークのレストラン。パスタとピザのお店「ルイズN.Y.ピザパーラー」で夜のパレードまでの時間を過ごしました。夜のパークは昼と違った雰囲気でとても素敵でした。

 怖い!楽しい!1日で非日常的な出来事に興奮しっぱなしの一行は、パレードまでの時間「シュレック4-Dアドベンチャー」へ。ここではシュレックと仲間達と共に冒険の旅へ行ってきました。カボチャの馬車に乗れば座席が揺れ、その勢いでお菓子の家に突っ込めば客席はバニラの香りに包まれ、川に飛び込めば水しぶきが舞うといった演出に4-Dの面白さを存分に体験した生徒達、疲れも忘れてショーを観ていました。  そしていよいよ「マジカル・スターライト・パレード」の始まりです。TDLをよく知っている生徒達ですが、赤、青、黄色、色とりどりに輝くフロート車に見とれ、写メを撮ったり、踊ったり。6人が一番楽しめたのはもしかしたら夜のパレードだったかもしれません。  こうしてまた一つ楽しい思い出ができました。(大阪城・道頓堀編につづく)

10月1日(火) 中学部トピックス

修学旅行報告第1弾「京都編」
 9月25日(水)からの3日間、3年生6名が修学旅行に行ってきました! 心配された台風は生徒の願いが通じて日本列島をさけてくれました。関東は小雨が降っていましたが東京駅に集合する頃に雨雲は消えていました。天気予報によれば京都は快晴。わくわくした気分で新幹線に乗りました。

 新幹線の車窓から雲の帽子をかぶった富士山が見えました。楽しい会話が弾むとあっという間に京都です。京都駅では昨年に引き続きお世話になる「やさか」タクシーガイドの岡さんが一行を迎えてくれました。まずは快適な9人乗りのジャンボタクシーに乗っていざ!金閣寺へ。真っ青な空を背景に輝く黄金の舎利殿の姿に誰もが驚いていました。壁は金箔で装飾されていること、正式な名称は鹿苑寺と呼ぶことなど、岡さんの説明を生徒たちは熱心に聞いていました。

 続いて向かったのは三十三間堂。ここでのお目当ては国宝の千体千手観音立像と風神雷神像。生徒たちが希望したお寺だけあってみんな足を止めてはいいろいろな角度から観音像を見ていました。  タクシーからの市内観光も楽しみ、お世話になった岡さんとはここでお別れです。感謝の気持ちを込めて作業学習で作った製品をプレゼント。とても喜んでいただき、みんなも大満足でした。ちなみに「やさかタクシー」のマークは三つ葉のクローバー。市内を1500台走るタクシーのうち4台の車だけ四ツ葉のマークだそうです。そして、次の金箔工房に向かう帰り道、なんと幸運にもその四ツ葉のタクシーを見つけたのでした!いい旅を予感させる出来事でした。

 京都観光の最後は五明金箔工房で「金箔押し体験」にチャレンジです。なんと体験の前に金箔を試食するというサプライズ。戸惑いながらも口に入れる生徒達でしたが唇に金箔がついた互いの顔を見て大笑い。楽しく体験がスタートしました。マスキングテープを貼ってデザインした角皿に金箔を貼付けるという難しい作業でしたが、熱心なご指導のもと全員が素敵な模様を入れることができました。ひらひらと薄い金箔はとても扱いが難しく「こらあかんは」「ええでええで」と言いながら失敗しても笑顔で挑戦させていただけたことに感謝感激!五明金箔工芸の三代目五明(いつあき)?先生、四代目久先生ありがとうございました。

 京都の楽しい思い出づくりができた一行は、大阪まで電車を乗り継ぎホテル京阪ユニバーサルシティに向かいました。(つづく)

9月20日(金)中学部トピックス

 9月18日(水)国際理解教育の取り組みとして全校幼児児童生徒を対象に「アフリカンミュージックコンサート」を行いました!

 演奏は、劇団四季「ライオンキング」初代パーカッション奏者のB.B.モフランさんのバンドです。今年度、筑波大学ではJICAアフリカ研修を行うため、アフリカから大勢の来賓や研修生がいらっしゃいます。そこで、今年の本校では全校で4月からアフリカの音楽や文化の学習を行ってきました。今回は、ライブでアフリカの音楽やダンスを体験できるイベントです。中学部では、3年生が中心となって素敵な衣装を身にまとってスタンバイ。開始早々みんなの緊張をほぐす力強いダンスを披露しました。その勢いに巻き込まれた全校の子ども達もパーカッションのリズムにのってダンスを楽しみました。

 B.B.モフランさんは、「みんながいっしょに盛り上がってくれて嬉しかった」「いいコンサートだった」「みんなの反応がすばらしく、1曲目から盛り上がった。こんなことは滅多にない」と、感想を述べて下さいました。元気で明るく陽気なところが大塚の子ども達の特徴です。

9月11日(水)中学部トピックス

 9月7日(土)附属高等学校文化祭(桐陰祭)に参加してきました。

 中学部では、「交流及び共同学習」の取り組みとして附属高校生徒会交流委員と文化祭を通した交流をしています。これまでは教室での作品展示や作業製品頒布、模擬店での買い物などをしていましたが、今年度は中学部生徒と交流委員、オーケストラ部有志と一緒にステージ発表を行いました。中学部の生徒達は1学期から練習してきた成果を発揮し、堂々と「Believe(作詞・作曲/杉本竜一)」の合唱と合奏ができました。

 生徒の作品展示と作業製品の頒布会場では、附属高校関係者の方が大勢来てくだいました。今回、やきもの班では3種類の小皿と醤油皿。スリッパ・タイル班ではカラフルな生地で作ったスリッパ、タイルを使ったメモクリップ、コースター、鍋敷き。藍染め班では絞り染めをしたハンカチ、バンダナ、日本手ぬぐい。園芸班ではやきもの班がつくった鉢に花を添えた花鉢を頒布しました。お客さんの中にはどのように製品を作ったのかを質問する方がいました。生徒が丁寧に説明すると熱心に聴いてくださり、多くの方が特別支援学校の活動に関心をもっていただけたようです。生徒達もたくさんの製品を頒布できて喜んでいる様子でした。

 楽しんだのはステージや作業製品の頒布だけではありません。お化け屋敷やジェットコースターなどの企画に参加したり、模擬店で買い物をしたりして楽しみました。

 今回の交流では、初めてステージ発表に挑戦しました。いつもと違う環境の中、生徒達は緊張感を持って仲間と共に練習の成果を発揮することができました。こうした経験の積み重ねによって自分に自信を持ち、お互いを認め合いながら協力・協同して目標に向かう力が育ってほしいと願っています。

9月9日(月) 中学部トピックス

 夏休みが終わり、待ちに待った2学期の始まりです!

 中学部16人の生徒たちはみんな元気に登校してきました。

 

 8月21日(水)からの3日間、「NPO法人えこお」主催のサマーキャンプに中学部全員が参加してきました。八ヶ岳山麓にある文京区立少年自然の家八ヶ岳高原学園に宿泊し、大自然の中で貴重な野外活動を体験しました。今回のトピックスでは思い出の数々をご紹介します。

 

 1日目、「マス釣り」「野菜の収穫」「押し花細工づくり」の中から生徒が選択して体験しました。

 2日目、北八ヶ岳の大自然を満喫。標高2237mにある坪庭を散策するコース、ロープウェイ山麓駅から山頂駅までの登山道を登るコース、山頂駅から北横岳山頂(2480m)を目指すコースで登山を楽しみました。高尾山登山で鍛えた脚力で全員が頑張って登りました。

 夜のイベントその1「キャンプファイヤー」

 サマーキャンプと言えばキャンプファイヤー。今年も歌やダンスで盛り上がりました。雲の切れ目から顔をだした満月がとてもきれいな夜でした。

 夜のイベントその2「音楽交流会」

 今年初めての企画となった音楽交流会では、前半にプロの演奏家(自然の家館長ご息女)によるピアノ演奏を聴きました。後半は演奏のお礼に1学期から練習してきた「Believe」の合唱と合奏をプレゼントしました。一緒にキャンプに参加した文京区特別支援学級の生徒もタンブリンを担当し、なかなかのコラボでした。

3日目の午前中は創作活動。木工グループと紙飛行機グループに分かれて素敵なお土産を作りました。

 えこお主催のサマーキャンプでは、大勢のボランティアさんが参加しています。今年も文京区内の大学生や筑波大学の学生9人が子ども達と一緒にキャンプを楽しみました。

 今回のサマーキャンプでは、泊を伴う活動を通して生徒達の成長した姿をみることができました。一つひとつの経験が生徒の力となり今後の生活に役立ってほしいと思います。

8月9日(金) 中学部トピックス

 猛暑が続いていますが、中学部の生徒たちは元気に過ごしているでしょうか。熱中症には十分に気をつけてほしいと思いますが、涼しい時には少しでも体を動かしてほしいですね。早朝は比較的気温が低いのでお盆休みの家族と一緒にウォーキングなんてどうでしょうか。今月21日からは2泊3日のサマーキャンプです。しっかり運動しておかないと、後で大変なことになりますよ!

 

 さて、今回のトピックスは、7月12日(金)に行われた高尾山登山の報告です。前回は雨天のためボウリング大会でしたが、この日は梅雨も明け、とてもいい天気でした。今回、1号路コースから稲荷山コースに初挑戦した生徒が3名。いつものように3コースに分かれ、体力にあわせてそれぞれのペースで山頂を目指しました。

 稲荷山コースは、登りが急なコースですが、杉の木に囲まれた木陰の登山道を歩きます。しかし、30度を超えた気温にみんな無言。それでも、元気な中3Tくんの「がんばってのぼるぞ!オー!」というかけ声に励まされ全員が山頂に立ちました。

 1号路コースは、長く続く上り坂に少々バテ気味、気温が高かったこともあり、今回は、薬王院を目指すことに変更。友達同士で声を掛け合いながら登りました。途中、珍しい花やひなどりを発見。自然を観察しながらの登山も楽しかった様子です。

 ケーブルコースは、比較的なだらかな道とは言え、往復5km弱のコース。この暑さでは平坦な道でもなかなか足が前に進みません。それでも、歌をうたったり、励ましあったりしながらゆっくり山頂まで歩きました。次回は9月12日。まだまだ残暑が厳しいと思いますが頑張って歩きましょう!

8月5日(月) 中学部トピックス

 夏休みが始まって2週間が過ぎました。中学部が栽培する稲や野菜はすくすくと元気に育っています。

 先週行われた工房わかぎりでの作業体験に中学部から10名の生徒が参加しました。初日、挨拶に伺うと、とても明るい雰囲気の中、楽しく黙々と作業をしている生徒の姿が印象的でした。

  今回のトピックスは、1学期に紹介できなかった3年生の話題です。

 給食が終了し、午前下校となった7月17日。3年生は「家庭」の授業でタコ焼きづくりとヨーグルトデザートづくりをしました。今回は栄養教諭と一緒に調理に取り組み、包丁等の調理器具の扱い方や盛りつけ方などの指導をしていただきました。また、本校では給食の準備や調理活動を行う際、自分の白衣を着ています。食品を扱う際の留意点だけではなく、マスクや帽子の着用の仕方などの清潔な身なり服装についても学んでいます。今回も長い髪は帽子にしっかり入れるよう指導を受け、給食の調理員さんと同じような服装で調理を行いました。

 さて、今回初めて挑戦したタコ焼きづくりですが、実は9月に予定している修学旅行先の大阪で行うタコ焼きづくり体験の練習も兼ねていました。少々緊張した様子でタコに切る生徒がいましたが、全員が食材の準備から意欲満々。タコ焼き器に生地を流し、クルンとうまく返せたときは、「じょうず!」「たのしい!」という歓声が上がっていました。また、ヨーグルトデザートづくりでは、果物にヨーグルトと前回作った手作り梅ジャムをたっぷりかけて食べました。タコ焼きもヨーグルトもペロリと食べて、みんな大満足の様子でした。修学旅行も上手に焼けるといいいですね。

7月30日(火)1学期が終了しました!

 19日(金)、平成25年度1学期終業式が行われました。16名でスタートした中学部。最初は戸惑いながら新学期がスタートした1年生も毎日笑顔で登校するようになりました。

教育活動全般で仲間関係を育む授業づくりを大切にしている中学部では、学級集団の枠を超えて学部全体のまとまりがみられるようになっています。特に、毎週木曜日に設定されている作業学習では、3年生の作業班リーダーを中心に協力しながら取り組む姿が印象的です。今年度は、「スリッパ・タイル班」、「藍染め班」「焼き物・園芸班」、以上3班、5つの作業内容を展開しています。

作業学習では、働くために必要な知識、技能(「知識・技能」)、経験を積み重ねることにより前に踏み出す力、活動に向かう力、課題に向かう力(「行動する力」)、見通しを持って計画し、考え、工夫する力(「見通し・考える力」)、集団活動への参加、多様な人と一緒に働く力(関係の形成と集団参加)、以上4つの力を身につけることをめざしています。また、褒められる経験を積み重ねることで、自信をもって活動に取り組めるようになってほしいと願っています。9月7日(土)に行われる附属高等学校桐陰祭での作業製品頒布会、10月に行われるバザーを目標に全員が頑張って取り組んでいます。

7月23日(火)附属高等学校文化祭での発表に向けて(続編)!

 18日(木)、附属高等学校生徒会交流委員の生徒18名が来校し、中学部生徒16名と交流しました。
 交流会第1部、全員が自己紹介カードを使って名前や住所、好きな物や好きなことを紹介しました。高校生の話にしっかり耳を傾け、和やかな雰囲気で交流がスタートしました。
 第2部は9月7日(土)に行われる附属高校文化祭でのステージ発表の練習です。1曲目の演目は、大塚伝統の応援歌「ファイトのうた(須山弘志作詞・作曲)」。「フレーフレーつくば」というフレーズに34名が一体となりました。2曲目は「ビリーブ(杉山竜一作詞・作曲)」、1番は全員合唱、2番は合奏で構成されています。大塚の生徒は、トーンチャイム、ピアニカ、小太鼓、シンバル、ツリーチャイムを担当。附属高校の生徒は、ピアノ伴奏、ヴイオリン、チェロ、トロンボーン、ホルン、トランペットの演奏です。音楽担当の工藤教諭と本校生徒Tくんのタクトに全員が音を合わせていきました。3回の通し練習では、徐々にみんなの演奏がひとつになり、とても深みのある「ビリーブ」の合奏ができました。附属高校の生徒からは「歌も合奏もみんながひとつになったという感じがしてとても楽しかった」、「みんなでひとつのものを作り上げることができて最高でした」など、感激、感動のコメントをいただきました。みんなの心がひとつになったすばらしい演奏でした(工藤教諭談)。
 第3部、生徒達は体育館に移動し附属高校対大塚中学部の風船バレー大会を行いました。附属高校の生徒は3チームに分かれ第1セットは中1、第2セットは中2、最終セットは中3と対戦しました。第1セット、附属高校の生徒は3回で相手コートに返すバレーボールルールというハンデをつけると一気に5点差の大塚リード。第2セットからは、ハンデをなくし何回でも打っていいという大塚ルールで行い、ジリジリと点差が縮まりました。最終セットの開始時点で、点差は1点。激しいラリーが続く白熱したゲームが展開し、5対5の同点にまで追い込まれましたが、中3のエースアタッカーTくんの強烈なスパイクが決まってゲームが終了となりました。最後は笑顔で記念写真を撮り、9月の交流会に向けて頑張りましょうと約束を交わして交流会を終えました。

7月19日(金)附属高校交流会に向けて! Vol.1

 先日、附属高校生徒会交流委員長のIさんと交流会に向けた話し合いをしました。毎年恒例の作業製品の頒布会や作品展示に加え、今年は合同ステージ発表を行います。演目は本校伝統の「ファイトのうた(須山弘志作詞・作曲)」の合唱と「ビリーブ(杉本竜一作詞・作曲)」の合奏です。企画当初は、大塚の生徒達の合奏に附属高校の生徒が合わせて歌を歌う程度に考えていました。ところが、ピアノ伴奏を交流委員長のIさん、その他にもオーケストラ部に所属する交流委員が管楽器や弦楽器で演奏をしてくれることになりました。現在、生徒の描画でデザインしたTシャツも制作中、お揃いの衣装を着てステージ発表をする予定です!

 さて、今回は、ステージ発表に向けた取り組みを紹介します。6月から始めた「ビリーブ」の合奏練習。現在は音楽の時間だけではなく、朝の運動の時間枠に拡大。先日、太鼓、ピアニカ、シンバル、ツリーチャイム、トーンチャイム、指揮者のオーディションが行われました。現在、パート毎の練習から全員で音を合わせる練習を行っています。それぞれの譜面を手がかりに演奏する生徒、耳で覚えて演奏する生徒、取り組む姿勢はみんな真剣です。

次回予告
7月18日(木)附属高等学校の生徒18名が来校し、感動、感激の交流会が行われました。その様子は7月23日(火)に更新します。乞うご期待!

7月16日(火)進路校外学習に行ってきました!

 本校では、中高等部の6年間で、将来の社会・文化への参加および社会的自立を目指して、計画的、段階的に学習を進めています。中学部では、生徒一人ひとりのニーズに基づいて中学部段階で身につけさせたい力を保護者と連携しながら検討しています。また、学校生活全般を通して「はたらく」生活へのつながりを意識しながら学習機会を捉えています。
 高等部の現場実習壮行式、報告会に参加し、さまざまな仕事へのイメージをもつこと。さらに、3年生は高等部1年生と合同で卒業後の職業生活を知るために作業所等の進路校外学習を設定しています。今回は、7月9日に行われた進路校外学習についてご紹介します。

 今回は文京区立の福祉作業所とワークショップ「やまどり」の見学をしました。福祉作業所では、製本の仕事(本のカバーかけ、帯かけ、売上伝票入れ)、箱おり、封入(チラシ等を封筒にセットして入れる)などの仕事をしていました。利用者の方々は、みなさんしっかりした挨拶で私たちを迎えてくださり、黙々とそれぞれの仕事をされていました。見学後は、学習シートに記入したり、質問をしたりして振り返りをしました。ワークショップやまどりでは、公園清掃、企業からの下請け(部品の組み立て)、パン工房、カフェテリア、陶芸、織物、押し花などの仕事をしていました。本校元教員の指導員の方から話を聞いて、作業所の中を案内してもらいました。「毎日の生活を規則正しく、自分のできることをしっかりやりましょう。そうすれば、卒業後に働く力がつきます。」という励ましの言葉をいただきました。生徒達はパン工房で作ったラスクをごちそうになりとても満足していました。

7月12日(金)中学部の「グループ学習」を紹介します!

 今年度の中学部では、重点課題のひとつに「自ら学び、考える力を高める」学習支援を掲げています。
 主に「言語・数量」、「グループ学習」、「なかま・からだ」の学習における基礎的・基本的な学習活動を通して、「個のニーズ」の実現を目指しています。授業では、自らの力で課題に向かい、問題解決できる学習場面や自分から報告する機会を積極的に設定しています。なお、中学部ではこれらの学習を領域「自立活動」の時間の指導として位置づけています(実際には、「個別教育計画」の課題に基づいた学習=「個のニーズに基づく授業」として位置づけています)。

 今回は「グループ学習」を紹介します。今年は、「操作グループ1・2・3」、「くらしグループ」、「ことばグループ1・2」、「コミュニケーショングループ」、以上の7つのグループで学習を展開しています。簡単にグループの学習内容を紹介します。 
「操作グループ」は、個々の実態に基づく認知学習や身体の動きの学習。「くらしグループ」は、実際の生活に活用できる金銭の学習。「ことばグループ」は、ことばの使い方や構音の学習と補助代替コミュニケーションを活用した学習。「コミュニケーショングループ」は、経験したことの発表や話の聞き取り、会話のやりとりの学習を行っています。「グループ学習」は、週に2時間設定されており、生徒達は、個々の課題に精一杯取り組んでいます。

*本校における「個のニーズ」は、幼児児童生徒一人ひとりの自立と社会・文化への参加及びライフスタイルにあった豊かな家庭・地域生活を支えるために、「将来」や少し先の「未来」を見通した「本人の願い」の実現に向けてプランされる「現在の目標」と定義しています。また、子どもの自立と社会・文化への参加を支える家族・地域の生活において求められる「支援者の願い」がこれに含まれます。「大塚特別支援学校研究紀要第48集(2004)」を加筆。

7月9日(火)中学部3年生の「家庭」を紹介します!

 中学部の「家庭」では、明るく豊かな社会生活を営む上で必要な力を高め、実践的な態度を育てることを通して、卒業後の豊かな生活を見通した以下3つの力を身につけることをめざしています。
・衣食住に関する実践的、体験的活動を通した知識と技能
・積み重ねた知識や技能をいかし、快適な生活を送ろうとする態度
学校生活や家庭生活における自分の役割を自覚するとともに、社会生活への関心を高め、その大切さに気づくこと

中学部3年生は、6月に構内で梅の実を収穫しました。昨年、梅ジュースを作った3年生ですが、今年は甘く熟した梅の実でジャム作りに挑戦です。梅の実はまず煮沸して実を柔らかくします。種を丁寧に除いてから実を細かく刻んでじっくり煮詰めていきます。

「ジャムはどうやって食べる?」生徒のリクエストは、「ホットケーキ!」

トッピングはホイップクリーム、バナナ、夏みかんに決まりました。楽しく盛りつけした後は、全員で試食です。なんともいえない甘酸っぱいジャムがアクセントになり「おいしい!」と全員があっという間に完食しました。
中学部では、季節の果物や野菜の収穫を通して、家庭生活で家族と取り組める調理活動を積極的に設定したいと考えています。
「おいしい!」「また作りたい!」「家でやってみようかな」そんな声が聞こえてきました。

7月2日(火)中学部サーキットを紹介します!

 中学部では、基礎的で多様な運動を通して身体を調整する力、協調運動、平衡感覚、筋力などを総合的に高めるためにサーキットトレーニングに取り組んでいます。同時に、からだを動かす経験を通して、自ら設定した目標に向かう力や活動を振り返ることで自分に自信をもって取り組む意欲を育むことをねらっています。現在の主な活動は以下の4つのステーションに9つの運動を設定します。

「タイヤステーション」

 

◆ タイヤ押し・タイヤ引き:廃タイヤに穴を空け、タイヤを重ねて固定したものに取り付けたロープを手繰りよせ、元の位置までタイヤを押します。タイヤの重さは4kg~18kgまで。全部で6種類あります。

「腹筋・スクワットステーション」

 

◆ 腹筋:マットに設置した棒に足をかけて腹筋するコーナーと肋木にゴム紐をくくり付けて少しの力で身体を起こせる工夫をしたコーナーがあります。
◆ スクワット:姿見の前に設置した足形を使い、姿勢を確認しながらスクワットを行うコーナーと床に置いたカゴに入っているボールを肋木の高い位置に取り付けたカゴに入れることでしゃがみ込み動作をするコーナーがあります。

「手足ステーション」
 

◆ 手足型:プラスチック製の段ボール素材にスポンジの手足型を貼ったマットを使い、ボディーイメージを高めながら手足の交互動作を引き出します。
◆ だんだんバー:バドミントンのポールを立ててロープを張り、等間隔にステンレスバーを設定します。中間位を保ちながらステンレスバーの間を通り抜けて行きます。

「バランスステーション」


◆ 平均台・島渡り:平均台は前後の向きで行います。2、3台の踏み台をつなげたものを並べて渡ります。
◆ JPクッション(ジャンピングクッション):不安定なクッションの上に片足立ちをして前進します。片足ずつ5秒間数えます。
◆ カラーバー:10センチ程度のバーを倒さないように歩いたり、両足飛びをしたりします。バーは重ねることによって高さを調節しています。
◆ キャスターボード:キャスターボードに腹ばいとなり両手でかきながら前に進み、コーンを廻ってきます。

 サーキットは朝の運動として火曜日と木曜日に取り組んでいます。水曜日と金曜日はマラソンに取り組んでいますが、どちらも「振り返りの活動」を大切にしています。サーキットの振り返りでは、各ステーションを担当する教員が、その日に頑張った生徒を指名し、「がんばり賞」メダルを授与します。生徒達は、友達や教員に褒めてもらうことで自信をもって取り組めるようになります。

 この他にサーキットでは、教材の準備や片付けも生徒同士で協力して行います。生徒達は、それぞれの役割を意識しながら協同で物を運ぶ活動(協同活動:手段Aと手段Bで目標Xを行う活動)を通して仲間意識を高めています。本校では、ほとんどの指導形態が学習指導要領の各教科・領域を合わせた指導形態(学校教育法施行規則第130条)として位置づいており、「体育」と「自立活動」における「人間関係の形成」区分の内容を合わせた指導形態という説明をしています。(※実際は「学習指導要領」に代わる教育課程の根拠として、本校独自に作成した「学習内容表」に置き換えています。)

6月22日(土)アフリカのダンスを学習しました!

 25年度の学校運営方針では、国際理解教育の推進を重点課題としてあげています。今年度は、昨年のボリビアに続きアフリカからの派遣教員の研修・実習を受け入れる予定です。本校では、こうした海外からの訪問にあわせて様々な国の言葉や文化を学ぶ機会を積極的に設定しています。6月22日(土)の合同朝会では、3回目となるアフリカのダンスによるレクリエーションを行いました。子ども達は、躍動感ある太鼓のリズムに合わせてダンスをしました。「ジャンボ!」「イエーイ!」とにぎやかなかけ声が体育館中に響き渡り、「火」「水」「土」「動物」をイメージした様々な動きを全身で表現しました。その力強さと一体感に、これまでにない大塚の子ども達のパワーを感じました。

6月21日、22日 授業研究会・教員免許状更新講習がありました!

 6月21日(金)、小学部と中学部の授業研究会がありました。本校では、各部が年間2回の校内授業研究会を行い、2月には公開研究協議会を開催しています。今年の中学部は、『仲間関係を育む授業「生活(ゲーム的活動)」の評価と改善−4つの柱を基にした評価シートとツールの活用−』という研究テーマを設定しました。具体的には4つの方針で研究を行います。以下、概略を説明します。

1)    授業改善シートと個の評価シートを活用して、授業全体(環境)と個々の姿の両面を評価し、授業改善を行います。
2)    中学部が仲間関係を育む授業で大切にしている4つの柱(集団活動・役割・振り返り・仲間意識)と単元目標を基に単元の妥当性の評価を行います。また、4つの柱の系統的な内容(各学年単位の学習内容)について検討を行います。
3)    仲間関係の育ちを促進するツール「グリーンカード」を中学部全体で行います。あわせて個々の主体的な活動を促進するツールの活用も検討していきます。
4)    単元をデザインする過程で「学習内容表」、「個別教育計画」、「大塚モデル(指導計画集)」をどのように活用したのか、授業づくりを通してプロセスを検討し、明らかにしていきます。

 本年度は、部研究の講師として是枝喜代治先生(東洋大学)と本校校長に部研究協力をしていただくことになりました。今回の授業研究会では、1年生と3年生がポスターセッション形式で授業についての意見交換を行いました。授業を参観していただいた先生方には、付箋に「4つの柱」についてのコメントを記入してもらい、授業改善に向けた貴重なご意見をいただきました。また、2年生は全職員による全体協議を行い、最後に講師の先生にご講評をいただきました。今回、各自が短冊にコメントを記入し、一人2分、全員が建設的な意見を述べるというグランドルールによって有意義な研究協議が行われました。みなさんからいただいたご意見を踏まえ、これからの授業改善にいかしていきたいと思います。

 6月22日(土)、教員免許状更新講習・選択講習D「附属学校実践演習」が本校で行われました。本講習は、筑波大学が行う教員免許状を更新するための選択科目として開講しています。うれしいことに今年も定員を超える申込があり、キャンセル待ちがでるほどでした。午前中は、「サーキット」と「生活」のゲーム活動を公開し、中学部が大切にしている仲間関係を育む授業を紹介しました。生徒達は土曜日にもかかわらず全員伸び伸びと授業に取り組む姿が印象的でした。精一杯頑張る子ども達と、健康面でご配慮いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。
 午後は、分科会に分かれて本校の教育について講義をしました。講義といっても、本校の実践の根拠となる考え方、中学部の教育方針や重点目標にそって日々の取り組みを紹介しました。受講者の方々からは中学部の取り組みについてのポジティブなご感想をいただきました。何より主体的に活動する生徒の姿、仲間同士で支え合う生徒の姿を褒めてくださったことがうれしかったです。多くの参観者がいたにもかかわらず頑張った子ども達の姿とみなさんのあたたかいメッセージにたくさんの元気をもらいました。ありがとうございました。

6月14日(金)ボウリング大会をしました!

 先日の高尾山登山は雨のため残念ながら雨天案に変更し、東京ドームボウリングセンターでボウリング大会を実施しました。スペアやストライクも出て、熱戦が繰り広げられました。各クラス接点となり、僅差で、優勝2年生、2位3年生、3位1年生という結果となりました。
昼食は学校に戻ってお弁当を食べ、午後に表彰式を行いました。今回、ストライク賞が3人、スペヤ賞が11人、ナイスプレイ賞が2人でした。
「楽しかった~!」「また、やりたい!」「次は勝つぞ!」などなど生徒達の声が聞かれました。毎年1月に企画している新春ボウリング大会ではどんな結果になるか楽しみです!
(東京ドームボウリングセンターでは、ノンガーターレーンを使用し、生徒の実態に応じてスロープを使用しました。)

6月18日(火)中学部・高等部合同集会をしました!

6月13日に中学部・高等部の合同集会が行われました。登下校以外にも校外での活動が多くなる中学部・高等部の生徒達。日頃、公共の交通機関や施設の利用について学んでいますが、乗客の多いバスや電車の中での様々な状況を判断して利用したり、マナーを守ったりすることに意外と難しさがあります。
今回は「ルールやマナーについて考えよう!」というテーマで、生徒達の日常生活場面における様々な課題を取り上げ、教員による寸劇と○×クイズを組み合わせて学習を行いました。クイズは、交通ルール、携帯電話使用のマナー、電車やバスにおけるマナーについて、スライドを使用しながら進めました。
最後に生徒達にも実演してもらい、学習の振り返りをしました。日頃、うっかりルールやマナーを忘れがちな生徒達も「これはいけないと思う」と自分で判断しながら取り組む姿が印象的でした。

6月14日(金)中学部の「音楽」を紹介します!

本校の「音楽」では、音楽の基礎となる活動を軸に、「歌唱」「楽器」「身体表現」「鑑賞」という4つの観点による音楽活動を行っています。特に、中学部段階では、集団における音楽的な役割を理解しながら積極的に参加することを重視し、発表経験を通して他者に認められる経験を積みながら自己肯定感を高めていくことをねらっています。

今学期始まった単元「楽しく声を出そう!」では、オリジナルの歌に合わせて身近な言葉を取り入れた発声表現を行っています。生徒は、プロジェクターに投影された歌詞を手がかりにして積極的に声を出していました。
中学部では、9月に、附属高等学校文化祭への参加を予定しています。毎年行われる交流会では、附属高等学校交流委員の生徒と作業製品を頒布したり、模擬店に参加したりしています。今年度は、新たな取り組みとして、附属高等学校の生徒とステージ発表する予定です。前回から「ビリーブ」(杉本竜一作詞・作曲)の歌とトーンチャイムを使った演奏の練習を始めました。高校生と一緒に合唱や合奏ができることを目指して頑張っています!

6月7日(金)いよいよ新しい「生活」のゲーム活動が始まりました!

中学部「生活(生活単元学習)」の学習は、各年齢段階にふさわしい生活意識や態度、より良く問題を解決する力や主体性の育成をねらいとしている総合的な学習としてとらえています。
生活に即した内容を取り上げ自由で創造性あふれる学習活動を展開し、生徒の学校生活を豊かなものにしていくことを目指しています。そのような中で、「生活」では、主体的に社会・文化的な活動へ向かう力(「生活に向かう力」)、社会生活(くらし・働く・余暇)を豊かにするために必要な知識、技能、それらを統合し、よりよく問題解決をする力(「知識・技能・問題解決する力」)、他者と関わる力や様々な集団活動に参加する力(「関係の形成と集団参加」)、以上3つの力を育むことを目標にしています。

中学部では、これまで仲間関係を育む「生活」の授業に取り組んできました。各クラス集団で行うゲームの楽しさを通して、仲間への意識を高めることを目指しています。昨年度の取組では、「グリーンカード」を導入し、好ましい友達への関わりを積極的に評価してきました。その結果、ゲームの進行に応じて、友達の活動を応援したり、援助したりする姿が見られるようになってきました。また、ゲーム活動の中で全員の「役割活動」や「振り返り」場面を設定しています。そこでは、個々の生徒が自分の「役割」を遂行する中で、友達に認められ、自信をもって取り組む姿や頑張った友達を報告し合うなどの姿が見られています。今年はどのようなゲーム活動が展開するかとても楽しみです。

6月22日(土)に行われる免許状更新講習:選択講習D「附属学校実践演習」の公開授業では、「生活」のゲーム活動と「サーキット運動」を公開いたします。
 

6月4日(火)中学部トピックス

中学部の「体育」では、身体の操作性を高め、健康の保持増進と体力の向上を図るとともに、日常生活において、すすんで運動に親しもうとする態度や習慣を育むことをめざしています。
また、集団による運動を通して、仲間関係や協同・協調といった社会性を育む機会としてとらえています。
現在の単元では、友達同士で柔軟運動を行う「リラクゼーション」、JPクッションを使った「色々な身体の使い方」、風船バドミントンによる「ゲーム活動」に取り組んでいます。
風船バドミントンでは、友達とペアを組み、互いのラケットで風船を挟んで歩く練習をしました。風船を落とさないように、相手の動きに合わせて慎重に歩く姿が印象的でした。中学部では、体育でもこうした相手を意識した活動を積極的に設定しています。
最後は、クラス対抗のリレーで盛り上がりました。
結果は、貫禄の3年生が1位でした。

5月31日 (金)野菜の苗を植えました!

中学部では、野菜や花などの栽培・観察を通して身近な植物の特長や成長の様子に関心をもつことや自然の現象についての興味を広げることを学習しています。また、収穫した野菜で調理をするなど家庭生活へのつながりを大切にしています。
今年も学級毎に自分たちで選んだ野菜の苗を植えました。
3年生は田植えにも挑戦!実りの秋が楽しみです。
生徒は、成長する様子を記録したり、描画表現したりしながら収穫を楽しみにしています。
 

5月28日(火)中学部トピックス

5月27日(月)に部集会が行われました。
今回は、「みんなでグリーンマスターをめざそう!」というテーマで中学部が取り組んでいるグルーンカードについて学習しました。
中学部では、友達同士認め合い、協同・協力する力を高めるために、多様な評価機会による振り返りの活動を行っています。グリーンカードは、友達へのやさしい関わりや、あたたかい言葉をかけた時、また、そうした友達からの働きかけに応じられた時に教員が生徒に提示します。
集会では、教員の寸劇によって、どんな時にグリーンカードが提示されるのかをわかりやすく説明しました。
生徒はグリーンポイントカードを持ち、褒めてもらう度にポイントシールを教員に貼ってもらいます。
10ポイントでシルバーポイント、シルバーポイントを5つ獲得すればグリーンマスター!
昨年度の取組では、友達へのよい関わりの評価が目に見える形で残ることで、生徒達は積極的に友達を援助していました。そして、そのあたたかい言葉に応じる生徒達も友達に支えられて主体的な活動への参加が増えていきました。

5月23日(金)高尾山登山に行ってきました!

コースは3つ、片道3.1キロの急な上り坂が連続する「稲荷山コース」。
杉並木がきれいな片道3.8キロの緩やかな上り坂が続く「1号路コース」。
ケーブルで山頂付近まで登り、山頂までの片道2.4キロを頑張って歩く「ケーブルコース」。
中学部の高尾山登山では、毎日のマラソンやサーキットトレーニングの成果を発揮する場として、また四季折々の自然を観察する学習の場として年間5回取り組んでいます。
生徒一人一人がしっかりとした足取りでそれぞれのコースを歩き、気持ちのいい汗をかきました。

5月18日(土)運動会が行われました!

生徒はこれまでの練習の成果を力一杯発揮してくれました。

5月8日(火)いよいよ運動会の練習が始まりました!

中学部の演目は、「おーつかぱみゅぱみゅ 魅ぱみゅぱみゅ」。今年は、流行のきゃりーぱみゅぱみゅの曲に合わせた3部構成です。まずは、フープを使って友達とペアで入場。続いては、これまで体育やサーキットで取り組んできた得意な運動の発表。縄跳び、ボールスクワット、フライングディスク、タイヤ引きを披露します。種目は生徒自身が選びました。最後は、カラフルなフラッグと長いバーを操って中学部のチームワークを表現します。軽快な「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」の曲にのせた素敵な表現にご期待ください!

4月26日(金)新入生歓迎会をしました!

 毎年中学部では、東京大学附属小石川植物園で新入生歓迎会を行っています。今年は、天気に恵まれ、新緑がまぶしい植物園の広場で新入生と交流を深めました。各クラスの自己紹介では、3年生の先輩達が歌やスタンツで盛り上げてくれました。きれいな花が開いたつつじを背景に全員で集合写真。これからはじまる中学部生活への期待が膨らむたくさんの笑顔がそこにありました。

4月23日(火)スポーツテストをしました!

先週17日から3日間、スポーツテストを行いました。初日は、握力、背筋力、長座体前屈、上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、ハンド ボール投げ。2日目は、50M走、トラック2周走。3日目は紅白に分かれてリレーを行いました。2・3年生は昨年よりも記録が伸び、成長を感じました。この記録は今後の体力づくりの参考にいたします。

4月13日(金)

中学部では、4名の新入生が入学しました。16名の生徒の仲間関係を育みながら中学部が目指す「3つの力」を育てていきます。

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