MENU

・幼稚部について

○幼稚部教育計画

1 幼稚部 教育目標

    (1)「できる、わかる、楽しい」などの満足感や達成感を大切にして、自発的にいきいきと活動に向かう力を身につける。

(2)実際の生活(「日常生活」・「遊び」)を、人と共にいきいきと楽しむ力を身につける。

(3)教師への愛着と信頼を十分に形成し、教師や友だちといっしょに遊んだり活動したりする力を身につける。

各年齢段階の目標

5歳児  生活全体において、自分の意思を表現し、身近な人との関わりの中で、協力して一緒に活動をする。得意な役割を意欲的に行う。

4歳児  生活のさまざまな場面で、自分の気持ちや感じたことを表現しながら身近な人と親しみ、関わりを深める。

3歳児  一日の生活に慣れ、親しい大人を安全基地にしながら、自分から進んで活動に参加し、充実感を味わう。

 

2 令和5年度 幼稚部基本方針

幼児の様子

4歳児2名、5歳児3名の幼児が在籍している。障害種別と共に、運動面、言語コミュニケーション面、認知的理解の面などで幅広い発達段階の幼児が在籍し、多様な支援ニーズに対応した教育計画が求められる。また障害特性と共に年齢的に未発達な部分もあり、身辺処理、運動能力、認知能力、言語コミュニケーション能力など、幅広い側面での発達支援が必要である。

 

指導の方針

筑波大学将来構想、学校運営方針及び学校目標を踏まえ、以下の方針に基づく学部運営を行う。

①   幼児自身の満足感や達成感を十分に感じられる教育

個別の教育支援計画、指導計画に基づき家庭等と連携しながらより個の実態に合った教育実践に努める。

②     人と関わり合いながら将来の自立と社会参加につながる基盤となる力を育くむ教育

集団活動の中で自分の身の回りの事に関心をもち、楽しみながら自分から関わろうとする力を育てる。

③     人と関わることを楽しみ、遊びに夢中になれる教育

個々が主体的に遊びに参加できるための手だてや支援を工夫し、遊び込める教育実践に努める。

 

3 本年度の重点目標

1.知的障害のある幼児の発達と学齢期への移行の基盤となる教育課程の開発と運用

2.幼児が安心して様々な集団活動に参加できる豊かな交流活動を推進するインクルーシブ教育

3.幼児の興味関心をきっかけにし、遊びを拡げたり個別課題と障害の特性に応じたりする発達支援と

家庭支援

幼稚部時間割